フェイスブックだと集客できたけど、メルマガだと集客ができない…。
アメブロだと集客できるのに、メルマガだとお申込みがもらえない…。
そんな悩みを抱えていませんか?
今日はそんな問題を解決し、メールマガジンからもお申込みが入る文章の書き方をお伝えします。
メルマガの反応が弱い原因
反応(お申込率)の低いメルマガになってしまう原因は、大きく分けて2つあります。
1つは、自分の見込み客をメルマガリストに集められていない、ということです。
もしあなたが高額商品のプロデューサーをしているけれども、メルマガに登録している人たちが高額商品に興味がなければ、どんなにいい文章を書いても響きません。
そして2つめの原因は、メルマガの『売れるルール』にもとづいた書き方ができていない、ということです。
このルールは3つほどしかありませんが、メルマガで集客できないと嘆く人の大半が、この3つのルールをみごとに守れていません。
今日はこの『3つの売れるルール』を中心にお話を進めていきます。
3つの売れるルールとは?
フェイスブックで集客ができる人は、リアルでの活動や写真、コメントコミュニケーションに強みがある人が多く、アメブロ集客が得意な人は、世界観の演出やファンビジネスの作り方に長けていたりします。
この強みや得意は、実はメルマガの『売れるルール』には適用されにくいのです。
つまり、フェイスブックやアメブロという別媒体での勝ちパターンを、メルマガにそのまま持ってこようとするから集客がうまくいかなくなる、というわけです。
では、メルマガならではの『売れる3つのルール』とは何でしょうか?
コツ① 所属欲求を満たす
メルマガ集客が上手な人たちは、「あなた」「私たち」という表現を多用するほか、メルマガの感想などを返信でいただき、それをまたメルマガで公開する、ということをします。
これは、ただ一方的にメルマガを読めばいいという受け身の態度を崩し、読者に参加の意識・所属の意識をもたせる役割があります。
これができると、これから販売するセミナーなどを読者の方と一緒につくりあげることができるので、後々の集客に大きく貢献します。
最近では、LINEでこのコミュニケーションを代用する方も増えています。
メルマガの反応が悪い人の多くは、この参加の意識・所属の意識を作り上げることなく、いきなり商品やサービスの告知をしたりします。
残念ながら、『場』の温まっていないところへどんなに告知を流しても、売り込みにしかなりません。
コツ② 読者の悩みが明確
対面販売(リアル)に強い人の多くは、お客(ターゲット)の絞り込みに悩むことが多く、その結果として、メルマガ集客に苦しむ、という状況を招いたりします。
インターネット(WEB)での販売は、多数の読者へ一斉にメッセージを発信するという特性上、かならずターゲットを絞りこむ必要があります。
よく勘違いされますが、ペルソナ(たった一人の理想客)を決めるのではありませんよ?
ターゲットの悩みや傾向を定める、ということが大切なのです。
お客の悩み(または傾向)が分からなければ、打ち出すベネフィットもぼやけます。
メルマガ集客でいちばんやってはいけないことは、ベネフィットがぼやける、ということです。
※ベネフィットとは?
お客様のBefore After の変化、または、できないことができるようになる、という変化をいいます
コツ③ お客の声を使う
メルマガは、SNSやYouTube などと違い、文字(テキスト)ベースでの発信になるため、リアリティに欠けることが多々あります。
「すごく良いこといってるけど、それって本当かな?」と思われてしまいやすいのです。
それを客観的に証明するために「お客様の声」を使う必要があります。
お客様の実績(Before After)がいちばん効果的ですが、メルマガへの感想などもまたリアリティを作りあげることに貢献します。
その他の小技(テクニック)
そのほかに役立つ文章やメルマガのテクニックを公開します。
使えるものから使ってみてください。
物語性(ストーリー)
なにげない広告でも、それがストーリー仕立てになっていると思わず読んでしまったり聞いてしまったりしませんか?
ストーリーには、最後まで読ませる力があります。
シンプルさを心掛ける
メルマガでは1回の配信で1メッセージ、ということを守ることが大切です。
読者の混乱から、購買が生まれることはありません。
具体性をもたせる
抽象度が高くばくぜんとしていると、読者はピンとこないままメルマガを閉じます。
「つまり私はどうしたらいいの?」の回答により近づかせることが大切です。
意外性をつくる
ありきたりな内容、ありきたりな表現に読者はうんざりしています。
そしてまた、読者の頭の中は「間違った常識」で埋め尽くされているものです。
プロの視点から、しっかりと常識否定をおこない、新規性を伝えていきましょう。
感情に訴える表現
感動する話だった、面白かった、知り合いにシェアしたい…。
そういう気持ちにさせる話題(ネタ)を集められるよう、いつでもアンテナを張って収集しておきましょう。
感情を動かすのは文章力の有無よりも、話題(ネタ)の質です。
役立つ内容をシェア
メルマガ読者といえど、囲い込まれることを現代の人は嫌います。
ですので、いいと思ったもの(記事や動画)はどんどんお伝えしていきましょう。
結果、お客の離脱や流出よりも、あなたへの信用度が高まる方が大きくなることでしょう。
まとめ
メルマガはよく、販売をする場所といわれています。
価値教育(私の商品って素晴らしいでしょ?)をおこない、セールスをする場所、というのは一般的なメルマガの位置づけです。
ですが一方で、共通の『場』をつくりあげることで、信用や信頼をつくるための場所でもあります。
- 所属欲求を満たす
- お客の悩みを明確にする
- お客の声を使う
この3つのコツをメルマガに反映させることで、あなたのメルマガはこれまでの「反応のないメルマガ」から、集客のできる、お申込みのいただけるメルマガになることでしょう。
商品づくり、企画の準備段階から裏側を公開し、読者を巻き込みながら、しっかりと読者の悩みや欲求の課題を明確にした上で訴求し、お客の声を使いながらリアリティをもたせた運営をしていきましょう。
まちがっても、売り込みのメルマガにならないことをお祈りいたします。