Facebook から外部へのリンク(URL)を貼った投稿がすべて一斉削除された。
メルマガ登録のご案内を毎回投稿していたら、フェイスブックの過去投稿が全削除された。
お友達申請→FBメッセンジャーでご挨拶、を繰り返していたらアカウント停止をくらった。
2018年に入ってからというもの、上記のような報告が定期的に寄せられるようになりました。これは、Facebook社が個人アカウントでのビジネス利用を規制しているためです。
まことしやかに噂されているところで言うと、近い将来インスタグラムと同じように、本文内のURLは一切クリックできなくなる、という話も聞くように…。
今日はそんな2018年のFacebook の流れとともに、今後取ることができる対応策を並べてみました。
【関連記事】
Facebookのアルゴリズムが変更
Facebook のイイね! やコメントによる拡散力は2018年に入り、著しく低下しています。
特に外部リンク(URL)に対しての規制が厳しく、これまで100~200 イイね! をコンスタントに集めていた人も、20~30 イイね! に留まるケースも珍しくありません。
そのため、これまでのFacebook 集客の方法もガラリと様変わりしました。
そこには同時に、SNS起業や起業女子ブームの終焉というものも加わった影響もあり、集客効果は限りなく弱くなっています。
それまでFacebook でコンスタントにメルマガやLINE@ のリストを集めていた人も、どんなにプロモーションをしても10~20リストを集めるのでせいぜい、という声も少なくありません。
2016年頃には1週間もあれば、100~200リストぐらいがかんたんに集まっていたことを考えると、これは大きな差です。
予防策・対応策はなにか?
Facebook が集客に使えなくなっているのは一目瞭然です。
「そんなわけない…!」と目をそむけ続けるかぎり、あなたに未来はありません。
今回は私の考える予防策・対応策をいくつか挙げたいと思います。
集客の目的で使わない
外部リンク(URL)を貼らず、Facebook の中だけでコミュニケーションを楽しむツールとして活用する。それによって、イイね!やコメントの影響力をキープする。
これが考えうるなかで一番まっとうな作戦です。
集客ではなく、見込み客や既存客とのコミュニケーションという位置づけが今のスタンダードです。
早期リスト獲得の施策を打つ
「小冊子のダウンロードが始まりました!」
「無料のPDF 配布中です!」
「無料メールレッスンはじめました!」
という投稿をすればするほど、投稿への反応も拡散もなく、取得できるリストは雀のなみだ程度…、という状況が当たり前な最近。
そのため逆説的ですが、メルマガ登録を促さないメルマガ登録アプローチが有効です。
決まった時間に定期的に、まるでメルマガのようなお役立ち情報を流し続けることで、一定の拡散力アップとコンスタントなメルマガ登録があるという事例もあります。
リアルイベントの開催を応用
セミナーやイベントを主催し、まず定員を満席にします。
その上で、開催日当日までのフォローをグループで行うという位置づけで活用することができます。
この考え方のメリットは、小グループの中で関係性を深めることで、メルマガやLINE@ 同様の効果が得られるところにあります。
あえて流行を逆戻りする
Facebook の検索窓に「集客」とか「ペット」と入力すると、数々のフェイスブックグループが検索に引っかかります。
そこで自分の見込み客がいそうなグループのメンバーを閲覧し、友達申請を送るという方法もあります。
旧来型の、あまりウケがよくない方法ですが、ゼロからFacebook 集客をせざるを得ない人は検討しても良いノウハウかもしれません。
本格的にビジネス利用の規制が入る前の、ワラにもすがる思いでの強行突破策です。
FB広告を運用する
個人アカウントのビジネス利用が厳しくなっているということはつまり、Facebook 側からの「有料広告を使いましょう」のメッセージでもあります。
ここは素直にFB広告の出稿を考えるのも一つの手です。
早期にあきらめ次に着手する
もしリピート客なども充実し、すぐに新規集客を追う必要もない方は、Facebook に依存しない集客ツールを早々に開発することもおすすめです。
ギリギリまでFacebook に依存してしまうと、いざ集客の必要があるときに八方ふさがりです。
WEB集客というくくりだけで考えるなら、Google の検索対策(SEO)をWordPress で始めたり、あえてこのタイミングでアメブロを始めてリストを集めるのも手です。
さいごに
集客というのは、絶対にギリギリになってから対策をしてはいけません。
必ず数か月前からを見こして、計画的にプロモーションをかけたり、十分な見込み客を集めておく必要があります。
もしそうでないにしても、何かしらの方法でファンやフォロワーを集めておく必要があります。
集客の代行をしてくれる人や、紹介を積極的にしてくれる人の確保などもいいでしょう。
特にFacebook は、集客の即効性や拡散性の高さから、多くの個人起業家がこれまで依存してきた集客ツールのひとつでもあります。
「もしそれがある日、突然使えなくなったら?」
その想定を十分に行い、早め早めの対策を行いましょう。
もしそのリスク対策を怠りどん詰まってしまった方は、他人のコミュニティを使った「マーケットの拡張戦略」を取ることを考えた方が良いかもしれません。