まずはストレートに。占いでの個人起業家活動は可能です。収益性の面から見ても十分に可能です。ただし、従来の大物先生たちが築いてきたやり方とは少し違う角度からのビジネス展開がより収益を生みやすいのも事実です。
自分の目指す占い師像に合わせてこちらのブログを読んでいただければと思います。
占いを使ってビジネスをするとはどういうことか?
ここで私が提案する占いビジネスというのは、完全に個人事業主として、個人の起業家として収益を上げていく方法です。もしかすると、あなたが弟子入りしている大先生のやり方とは大きく違うかもしれません。
つまりこういうことです。
個人のメディアを使った発信力で集客する
あなたはいわゆる個人鑑定をSNSなどを使って集客しお伝えするだけでなく、タロットの講座や占星術や四柱推命、算命学のような内容の基礎講座、または応用講座などを実施する講師としても活躍するということです。
また、お客様のターゲット像を絞ることによって、より特別なサポーター、在り方としてはコーチやコンサルタントのようなポジションからお客様の目指すゴールを応援する存在にもなれるでしょう。
専門性が高く、講座ビジネスやセッション系ビジネス(コーチやコンサルなど)にも応用が利くことから、かなり収益性の高いビジネスが展開できることでしょう。
占いビジネスの集客はどのように行うか?
民間の講座などで簡単な占い技術を学んだ方は、趣味起業の延長としてマルシェやブースパーティーのような出店イベントで顔を売ることからスタートすることができるかもしれません。
または、SNSを使って日々の占い情報などを公開し、ファンを集めながら独自の集客で鑑定や講座に参加する方を集めることができるかもしれません。
特にネット上では占いがすでにオープンになっている部分もあるので、比較的抵抗なくフェイスブックなどで集客もできることでしょう。
もちろん、本格的なブログを書きながら、地道な集客などもできますし、メディアからの依頼も十分に考えられます。
最近では『ココナラ』というウェブ上でのマッチングサービスなども人気を集めています(2016年9月現在)。そういった低料金でサービスを提供できるところからビジネスの腕試しをするのも良いかもしれません。
占いを扱うということは専門家としての勉強は必須
ただ注意していただきたいのは、占いというのは非常に依存を生みやすいビジネスであり、相手の人生に大きな影響を与えかねないお仕事でもあります。
私がこれまでかかわってきた占いをビジネスにしている方たちは、みんな本物の人たちでした。
専門学校に通い200人へ無料モニター鑑定をして実力を磨いていたり、その道の大先生に弟子入りしながら泣きながら実力を磨いたり、それこそ何年も腕を磨き業界でも認められる存在になっている人もいます。
占いという切り口でビジネスをする場合には、安易に手を出さないことを私はお勧めしています。
ビジネスというのは、やりようによっては専門性が弱くても売れてしまうことがあります。それが危ないのです。
そのあたりをしっかりと踏まえた上で、ビジネスにしていただければと思います。占いビジネスの収益モデルは、コーチやコンサルタント、講師、カウンセラーと基本的に同じ「スクールビジネス」のモデルです。
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タロットなどのツールを使った変化球もあります
本格的な占いで起業する方法もあれば、タロットなどのツールを使いながら、その実質はコーチングやカウンセリングを売っていくという方法も十分にあります。
厳密には、この場合は占いで起業とは言い難いですが。
基本的にタロットなどのツールは、相手の潜在意識などを見る場合に有効活用できます。話の糸口としてそれらを道具を使うけれども、実際の内容は個別のセッションで、コーチングなりブロック解除なりを提供することはできます。
ただしこれも占い同様、相手の心の奥深くを扱う行為になります。自分のためにヒーリングを習っていたのを、興味本位で安易にビジネスとして売り出してしまうと、相手のトラウマなどを開くだけ開いて、余計に相手を苦しめることもあります。
感情に向き合う、インナーチャイルドに向き合うなどの技法は、かなりの高等技術です。
十分な訓練を積んだ上で、専門家として、プロとして十分な技術があることを前提にビジネス展開をするようにしましょう。
まとめ
占いビジネスや、タロットなどを使ったセッションビジネスは十分に収益性のあるモデルです。
ただし、しっかりとした専門性が問われる分野でもあるので、興味本位の起業で人を余計に苦しめるようなサービス提供だけはしないよう祈るばかりです。
ぜひ、自分の売上というよりも、世の為人の為に必要だからこそ起業するという、使命のようなものを大切にしていただきたい分野だと私は考えています。
確実に稼げるビジネスになる可能性が十二分にあるだけに、慎重に考えて欲しいと考えています。