どんなに供給過多に見えても、その中で価値を認められ生き残っている起業家がいます。
つまり、正しいことを愚直に続ければ生き残ることができるということ。自分のビジネスを確立させたい人にとって、コンサルビジネスは、まだまだ有効な手段といえます。
では、どのようにすれば”勝ち組” の起業家になれるのか? そちらを見ていきましょう。
誰でもコンサルタントになれる時代
今更、と感じるかもしれませんが、誰もがコーチやコンサルタント、講師になれる時代になりました。
すでに2013年頃からその動きは活発化し、2015年にはフェイスブックを始めとして、SNS上でも飽和状態になるほどに膨れ上がりました。
それでもあえて言いたいのは、これだけの起業ブームで、これだけ誰もがコンサルタント、コーチ、講師になれる時代であっても、まだまだ稼げるチャンスがあるということ。
むしろ脱落者も同じだけ多く、正しくコツコツと実践した者、そして自分の専門分野を磨き続け、あきらめず行動修正をしながらビジネスを続けてこれた者は想像以上に少ない現状があります。
だからこそ、そこにまだビジネスチャンスはあるということなんです。
商品はどのように開発するのか?
基本的には、自分が夢中になってインプットしてきた知識だったり、自ら挑戦してきた経験、たとえば、オークションへの出品経験から始まり、PRの専門家としてメディアへ露出する方法など。
これらは商品化しやすく、また誰かの成功談をまとめた内容なども価値として十分であり、チャンスはかなり転がっている。
同時に「誰」がその情報を求めているのかをしっかりとリサーチすることも重要になります。
どんなに価値があることでも、人に求められるものでなければビジネス上の価値として、マネタイズ(価値をお金に変える)ことは難しくなるからです。
誰を相手に、どんな価値を提供し、それは具体的にどんな悩みや望みを解決するものなのか?
この3つが明確になれば、十分にコンサルタントなどの無形サービスを扱う起業家として、独立の準備ができ始めていると考えて良いと思います。
どのように売っていくのか?
自分のサービスを案内している『売り場』をまず作ること。それはブログ上かもしれないし、ホームページ上かもしれない。いずれにしても自分の『売り場』を作ることが大前提になります。
そして、その売り場に人を連れてくるための『入口』も必要。
特に有効なのはソーシャルネットワーク(SNS)を使った入口で、フェイスブックやツイッター、インスタグラムはかなり有効。アメブロの読者登録機能もまだまだ使えます(2017年3月更新時点)。
また、検索というのも非常に強い『入口』なので、WordPress(ワードプレス)のブログで最低限のプラグインやデザインを整えたら、100~200記事を書くことを目標に、検索からの入口を強化する。
YouTubeもグーグルに続く検索エンジンとして有効なので、そちらでも配信を続けていくとさらに良いと思います。(労力と時間の配分は必要ですが)
そして最後は、フォローの仕組み。
メルマガが王道ですが、最近はLINE@(後の、LINE公式アカウント)が2017年現在では、メルマガよりも圧倒的に開封率が高いことから注目を集めてます。
いずれにしても、入口でしっかりと人を集め、売り場でしっかりとセールスし、フォローをしながら継続的に商品を買い続けてもらえる。そういったシステムを作ることが重要になってきます。
どの分野のコンサルタントが稼げるのか?
ブレイドン・バーチャード氏の書いた『人助け起業<ミリオネア・メッセンジャー>』
こちらの本には、コンサルタントとして起業する上で、実入りの良い9つの分野が紹介されています。
それがこちら。
①モチベーション(夢の実現)
②リーダーシップ(人を率いる)
③ファイナンシャル(お金の管理)
④ビジネス(ビジネスの成功)
⑤マーケティング(マーケティング理論)
⑥リレーションシップ(家族や夫婦の関係)
⑦スピリチュアル(高次のパワー)
⑧スタイル(インテリア、ファッション、片付け)
⑨プロダクティビティ(生活管理、能率)
まとめ
あなたが当たり前に知っていることを高く評価する人たちがいます。
その関係が成り立つ限り、コンサルタントを始めとする無形のサービス事業というのは、まだまだ個人を豊かにする手段として可能性を秘めています。
方法論はもうすでにテンプレート化されています。やり方は決まりきっています。
商品の開発も、あなた自身の知識や経験で十分大丈夫。(その後も商品を磨き続ける真摯な姿勢は当然という前提)
集客ツールも、ホームページやブログ、SNS、何でも無料で始められる時代。リスクなどほぼゼロです。
チームを組んで人件費がかかることも、事務所を借りて家賃に悩まされることもない。パソコンと自宅オフィスがあればビジネスを始められる。
そんな時代なのです。
すぐに会社を辞めて起業する必要なんてありません。手応えを確かめながらテストすればいい。
そして、もう行けるという確信が生まれてから退職を考えても、十分すぎるぐらいに間に合います。
あなたも今日から、自分の知識や経験をビジネスに変え、社会に貢献していきませんか?