注:2017年12月更新時点では、まだまだこのフェイスブック集客の方法は効果的です!
こちらの記事を参考にしつつ、2017年以降の最新のアルゴリズム、仕様変更に対応した記事をご覧になりたい方はコチラの記事を参考にしてください↓
アメブロ×Facebook の集客が危険に!?
SNS集客の代表格となったフェイスブック。
その使い方は2014年、2015年と変化を続け、特に2016年は仕様変更も大幅に行われ、実際に拡散力も相当に弱くなってしまいました。
そんな中、2016年だからこそ使える戦略とは何かについてお伝えしていきたいと思います。
……と、その前に。
2015年までの旧式のフェイスブック集客とはどのようなものだったのかを先に振り返ってみたいと思います。
2015年までの古いフェイスブック集客とは?
いくつかの代表的な方法があるので、そちらを振り返ってみましょう。
もしまだこの戦略を取っているとしたら、一度見直しすることをお勧めします。
①イイね!要因の友達作り
イイね!を押してくれる友達が多いことに越したことはありません。それは今でも同じではありますが、特に2014年頃はそれをノウハウ化した不思議な流行がありました。いわゆる、
「おはようオジさん」
「名言オバさん」
の出現です。笑
毎回フェイスブックに投稿する度に
「おはようございます」
「今日の天気は晴れ、気温は25度」
「可愛いですね」
なんていうコメントを毎回入れてくる40代~60代と思われる男性や女性の存在のことを指します。
当時はそこを経由して拡散が広まるので、友達5000人の上限までは受け入れましょうという節もありましたが、今となっては見込み客にならないだけでなく、自分のタイムラインのフィードまでもが汚れるという、まったく良いことのない状況です。
「おはようオジさん、名言オバさん」がイイね!を押した先にいるのは、似たようなオジさん、オバさん、そして業者たちだけです。
ちなみに「名言オバさん」というのは、芸能人や過去の偉人の名言を毎回投稿している中身のない人たちのことです。
それだけならまだしも、人の投稿にも「名言付き」でコメントをしてくるので、ほとんどスパム(迷惑メール)扱いされて当然の存在な方々でもあるわけです。
本当に、未だに「イイね!」に価値があると思っている方は要注意です。
注:2017年以降は特に、Favebook社の方でも「イイね!」を指標にしなくなった傾向が強まり、そもそも「拡散」や「リーチ」を目的にしないことを私は推奨しています。
詳しくはコチラの記事へ↓
今後のSNS集客と仕様変更について 2017-2018
②コメント欄に外部リンクを貼る
自分の投稿にアメブロなどの外部サービスへのリンクを貼ることを嫌うフェイスブックなので、拡散を広げたい時には、基本的にはリンクを貼らない方が有効なことが多かったりします。(本当に良質であれば勝手に広がりますが)。
ただし、2015年の一時期に有効とされたのが「コメント欄にURLを書く」という方法。
投稿の本文ではないので拡散力には関係がないという部分を活かした戦略ではありましたが、2016年の現在はコメントが一部しか表示されなくなりました。
よ~くクリックすれば過去のコメントも出てきますが、そうまでしてURLを探す人も少ないでしょうし、結果的にクリック率は落ちます。
現在では、あまり有効な戦略とも言えないので、良質な記事を書いて堂々とURLを貼ることをお勧めします。
ただし、新たに「イイね!」や「コメント」された記事は再び、友達やフォロワーの方々のフィードに上がるようになるため、アクティビティログから遡ったりして、有益な記事に自らコメントして過去の投稿をフィードに上げる方法は、意外にまだ使えます。
③友達ボタンを連打してとにかく友達を増やす
これも2015年までは非常に有効な手段ではありましたが、2016年現在は、仲の良い人を「フォローのトップ表示」と自分で選べることもあり、普段から交流の無い人の投稿というのはタイムラインに表示されにくい状態になってしまいました。
もちろん従来からの「フォローを外す」という機能もあるため、とりあえずの友達を増やしても何も意味がありません。
友達が5000人いても、普段の投稿に「イイね!」が10も付かない人もいます。一方で、友達が800人程度でも「イイね!」が100~200集まる人もいます。
これはもう、関係性がしっかり築けているかどうかの差でしかありません。
友達5000人で「イイね!」が毎回10以下なら、友達50人だけでも関係性をしっかり作り、毎回の30以上の「イイね!」をもらう方がよっぽど有益です。
その「イイね!」を押してくれる30人の友達が、いずれも友達5000人近くを持ち、拡散力もあるハブ的な存在の人であれば、なおさらそっちの方が効果も高いでしょう。
2016年のフェイスブック集客はどうする?
とりあえず基本は一緒で、投稿を「全体投稿」に設定し、プロフィール写真には自分の顔(動物や子供、花を使わない)を使うのは必須です。
他人が自分のタイムラインに書き込めないように設定し、タグ付けも許可制にする。投稿は必ず毎日1投稿をするようにして、関係性を築きたい人たちには積極的に「イイね!」や「コメント」をする。これも一緒。
アメブロなどのURLを入力するよりも前に、写真や画像を先に読み込ませることで拡散性を上げる。このあたりも共通の基本戦略で良いと思います。
ではもう少し具体的に戦略を考えるとどうなるでしょう。以下にまとめました。
2016年に有効だった戦略とは?
私が推奨しているのは、とにかく信頼関係を意識した友達作りと交流。
まずはこちら側からフォローして「イイね!」や「コメント」で交流する。仲良くなってきたらメッセージ付きで友達申請をする。
こういった手順を踏めば、友達の増えるスピードは遅いかもしれませんが、拡散性の高いメディアに成長しやすいと思います。
やっぱり信頼関係が出来ていると「イイね!」の押される数も増え拡散力も格段に上がります。
地域ビジネスの人は集客にフェイスブックは使いにくいかもしれませんが、地元地域の人とつながる戦略の考え方は一緒です。
リアルのイベントなどで出会った人たちとフェイスブックで友達になり、積極的に交流をするようにしましょう。
全国でSkypeや講演などの活動をしている方であれば、地域問わず友達を増やして良いと思います。この時に大事なのは、自分の価値観と合う人であったり、自分の発信内容に関心を持ってくれそうな人を選ぶことです。
フェイスブックの友達が商品を買ってくれるというよりも、友達が「イイね!」を押したことによって、拡散された先にお客様が眠っていることは本当に多いのです。
FBエッジランクについて
基本的に、友達の数と拡散性はイコールではなく、エッジランクの高さと拡散性がイコールで結ばれます。そのエッジランクの要素は、
①友達との親密度
②投稿記事の重み
③経過時間
で判断されると言われています。通常エフィスブックのタイムラインは【ハイライト】の設定になっているので、自分にとって親密度が高い人が優先的にフィードに上がるようになっています。
このエッジランクは人間工学に基づいて作られていると言われ、
■友達申請する -20点
■イイね!を押された +5点
■コメントされた +10点
■イイね!を押した +1点
■コメントをした +5点
という設定になっていると言われており、
親密度に関しては、イイね!やコメントをした、タグ付けをした、コメントに返事をした、メッセージのやりとりをした、などで判断されていると言われています。
投稿記事の重みに関しては、その投稿に対してどれだけたくさんのイイね!やコメントが付いたか、その投稿に写真や動画が貼り付けられているか、などで判断されていると言われています。
経過時間は、投稿してすぐが一番価値があり、その次にイイね!やコメントのあった時からの経過時間で重みを判断されます。
これらの評価をする判断基準のことを「アルゴリズム」と言います。
ただし、この「アルゴリズム」はFacebook社のさじ加減ひとつですぐに変更されてしまいます。
2017年現在は、その「拡散性」という部分に価値が置かれなくなった背景から、イイね!の数にこだわるよりも、コミュニケーションの質がより重要になってきています。
まとめ
2016年のFacebook集客は、これまで以上に「信用・信頼」の度合いが強くなってきました。この流れは、2017年、2018年へと続くビジネスの本質にも繋がっていると思います。
それでも友達の数が1000以上は最低でも欲しいですし、投稿も毎日できるだけ写真付きでやりたい。もちろん文字だけでもいいですよ。しっかり自分らしさを出しながら、価値のある投稿をしましょう。
- お客様のお役立ち記事
- 自分の想いを載せた記事
- 自分のプライベートを感じさせる記事
そういったものを適切にバランス良く配置して投稿していくと良いと思います。
フェイスブックは肩書きではなく、人柄によって選ばれる媒体(メディア)なので、信用信頼は一番に意識しましょう!
これは一つのブランディングでもあります。
見込みのお客様にどんな印象やイメージを持ってもらいたいのかを想定して集客に活かしていきましょう。
2017年以降の最新のアルゴリズムや仕様変更に対応した記事が読みたい方はこちらをどうぞ↓