講師やコンサルタントの場合、ブログを運営することは個人のブランディングをする上で、非常に重要な意味合いがあります。集客にも直結するでしょう。
ですが、WordPress をインストールしたばかりの初期設定、または無料テーマを使う場合などはSEO対策としての土台も弱く、セキュリティも甘く、記事も操作が不便で書きにくい状態です。
それを解決するのが、これからご紹介するプラグイン25選です。
WordPress サイトの集客に必須のプラグイン
それではさっそく、ワードプレスでブログを作るにあたり有益なプラグインを見ていきましょう。
プラグイン。聞き慣れない言葉かもしれませんが、要はスマホでいうところの「アプリ」です。追加すればするほど、あなた独自のブログカスタマイズが成されるわけです。
セキュリティを強化するプラグイン 4選
Akismet
スパムコメントを排除するために必須のプラグイン。こちらはワードプレスを導入すると最初からインストールされています。設定がやや面倒ですが必須のものなのでGoogleなどで「Akismet 使い方」などで検索してすぐに設定しましょう。
SiteGuard WP Plugin
インストールするだけで、悪質な不正アクセス等から自分のブログを守ることができます。最近はWEB初心者でもワードプレスを始めやすくなっている一方で、悪質なサイバー攻撃も増えてきています。しっかり身を守りましょう!
ただし注意点が一つ! セキュリティを強化しすぎた結果、自分もログインできなくなることが稀にあります。404エラーが返ってきてしまいログインページに入れない時は下記のページを参照してください。
Edit Author Slug
あなたのワードプレスのURL末尾に「/?author=1」と入力してアクセスすると、なんとログイン時に使用するユーザー名が表示されてしまい不正アクセスの原因となります。それを隠すためのプラグイン。
BackWPup
定期的に自動でバックアップを取り、自動バックアップのスケジュールを自由に設定できる優れもの。ワードプレスはセキュリティを含め自分でサーバー管理などをすべて行うのが基本。設定はこちらのサイトを参考にすると良いかなと思います。
バックアップのプラグインですと『UpdraftPlus』も有名です。印象としてはこちらの方が使用感がやさしいイメージ。お好みでどちらかを使いましょう。
SEO設定等で集客効果を上げるプラグイン 5選
ExactMetrics
「Google Analytics for WordPress」と検索しても同じものが出てきます。検索結果は2019年9月現在で「ExactMetrics(旧GADWP)によるWPのGoogleアナリティクスダッシュボード」と表示されます。グーグルアナリティクスの解析結果をワードプレスのダッシュボードで確認できる優れもののプラグイン。これがあれば「All In One SEO Pack」は不要。
Google XML Sitemaps
せっかく書いたブログコンテンツも、検索エンジンに認識してもらえなければ意味がありません。それもできれば1分1秒でも早く認識して欲しいところ。それを実現するのがこちらのプラグインです。
PubSubHubbub
ブログ更新をリアルタイムでグーグルに通知し、この記事がオリジナルであることを知らせます。先に誰かの手によって不正コピーされてしまい評価を落とされるなんていうことは絶対に避けたいところです。
WordPress Ping Optimizer
世界中に自分のブログ更新情報を少しでも早く伝えることができるプラグイン。集客効果を早めるなどの期待ができます。
WP Multibyte Patch
日本語版のWordPressを運営して、漢字やひらがなでブログを書く場合、このプラグインは必ず有効化しておく必要があります。ただし近年(WordPress Ver5.0.0以降)はデフォルトでインストールされなくなってしまったので、手動で検索してインストールを推奨。
サイトの最適化で集客効果を高めるプラグイン 7選
BJ Lazy Load
画像のレイジーローディング(遅延読み込み)を行うプラグインです。ページの表示速度を上げるために不可欠なプラグインです。すでにこの機能が組み込まれているテーマの場合はインストールは不要です。
PS Auto Sitemap
サイト全体の構成を一目で確認できるサイトマップページがあると、読者の方は迷うことなく自分の興味があるコンテンツを読むことができます。読者に優しいブログはSEO的にも役立ちます。インストール後に設定が必要です。
Nested Pages
固定ページ一覧の配置を自由自在に調整するプラグイン。サイト上の表示は「メニュー」によって調整可能だが、管理上の都合で固定ページ一覧を整えたり、カテゴリの並びを任意に揃えたときに重宝するプラグイン。
Category Order and Taxonomy Terms Order
記事カテゴリーの並びを、初期設定のままでは自分で変更できないのがワードプレスの残念なところ。こちらのプラグインを入れることで、クリック&ドラッグで自由自在に順序変更、並び替えができるようになります。
EWWW Image Optimizer
WordPress 内の画像のファイルサイズを縮小します。ページの表示速度アップに役立ちます。こちらのプラグインでは、過去に誤って大容量のままアップロードした画像も最適化してくれます。もし可能であれば初期の段階から「https://tinypng.com/」などを使って圧縮した画像を使いたいところ。
Table of Contents Plus
記事の目次を作成するプラグイン。見出しタグ(h2,h3など)を順序よく並べて記事を書かないと目次がバラバラになってしまうので、そこだけは要注意。読者の方により記事が見やすくなるよう配慮できる。
wp-insert
記事上や記事下に定型文を挿入できるプラグイン。『メルマガ登録の案内』などを毎回記事下に挿入したい場合にはとても便利です。本来は広告挿入の用途。無料テーマなどでCTA(コールトゥアクション)を設定できない場合などに有効なプラグイン。
※以前は「PRyC WP: Add custom content to post and page (top/bottom)」を紹介していましたが、プラグイン更新が滞っているため「wp-insert」を現在は推奨しています。
毎日書くのが楽しくなるプラグイン 6選
TinyMCE Advanced
WordPressの投稿画面の編集ボタンの種類を増やし、HTMLやタグの知識がない方でも、無料ブログサービスと同じ感覚で記事を設定できるようになります。正直、このプラグインを入れていないとあまりに書きにくくて、1日で書く気が失せてしまいます…。
AddQuickTag
吹き出しなどのショートコードをボタン1つで呼び出すことができる必須プラグイン。これがないとサクサク記事を書くなんて夢のまた夢!?
Fancier Author Box
プロフィールを記事上に簡単表示できるプラグイン。「この記事を書いた人」というオシャレな表示が記事下に入るだけで、なんだかプロっぽい印象が作れます。「Simple Local Avatars」も合わせてインストールし投稿者の画像をアップロードできるようにしましょう。
WP User Avatar
初期設定では、アバターの画像がシンプルなミステリーマンになっています。このプラグインを使ってオリジナルの画像に変えることが可能になります。「Gravatar」の設定が面倒な方のために。「Simple Local Avatars」でも効果は同じ。テーマによってはプラグインを指定しているものもあるので状況によって使い分けましょう。
Custom Post Type UI
通常は「固定ページ」と「投稿ページ」の2つだけがワードプレスにデフォルトで設置されている投稿タイプだが、これをさらに追加できるのがこちらのプラグイン。「イベント」「お知らせ」「お客様の声」「インタビュー」など、投稿タイプを増やしたい時に大活躍します。
カスタム投稿タイプを簡単に作成できる「Custom Post Type UI」の使い方
Word Balloon
LINEやFacebookメッセージのように会話形式でブログを表示できるプラグイン。遊び感覚ですが、読み手側にも親近感を伝えることができるので検討しても良いプラグインだと思います。
あったらいいかもプラグイン 3選
Contact Form 7
お問い合わせフォームプラグイン。シンプルでありながら、非常に使い勝手の良いプラグインです。スパムメール対策の「reCAPTCHA」の搭載も可能です。
Regenerate Thumbnails
テーマを何度も変えていると、ブログ一覧の画面でサムネイルのサイズがばらばらになってしまう現象がよく起こります。そんな時に役立つプラグイン。有効化して全画像のサムネイルを最適化しましょう。
詳しい「Regenerate Thumbnails」の使い方はこちら
Public Post Preview
公開前の記事を共有できるWordPressプラグイン。外部にライターなどを雇っている場合は、外出先のスマホでもプレビューを簡単に確認できる48時間限定の「外部確認URL」を専用に発行してくれる。使い方はとっても簡単!
補足:「Search Regex」で独自SSL化をスムーズに!
現在は独自SSL化されていないサイトはGoogle からの評価がとても厳しくなってきています。「Crome」などのブラウザからも忠告が出てしまうほど。
そのため、「http://~」を「https://~」へ全記事を置き換える作業が出てきます。その時に一時的に活躍するのがこちらの「Search Regex」。
使い方はシンプルですが、手順を間違えると大変なことに…! 下記の使い方紹介記事などを参考に、自己責任でおこなってください。
【ロリポップ】独自SSLが無料に!WordPressのSSL化(https化)全手順
まとめ
最後に、ここまでご紹介したプラグインの一覧を載せておきます。ブランディングを必要とする個人起業家(特に講師コンサル)の人たちにとっては効果的と考えられるものばかりをご提案させていただきました。
- Akismet
- SiteGuard WP Plugin
- Edit Author Slug
- BackWPup
- ExactMetrics
- Google XML Sitemaps
- PubSubHubbub
- WordPress Ping Optimizer
- WP Multibyte Patch
- BJ Lazy Load
- PS Auto Sitemap
- Nested Pages
- Category Order and Taxonomy Terms Order
- EWWW Image Optimizer
- Table of Contents Plus
- wp-insert
- TinyMCE Advanced
- AddQuickTag
- Fancier Author Box
- WP User Avatar
- Custom Post Type UI
- Word Balloon
- Contact Form 7
- Regenerate Thumbnails
- Public Post Preview
- 補足:Search Regex
「プラグイン」以前に、どんなサーバーを使えば安くて高機能なのか、どんなテーマを選べば無料でもSEO対策ができるのか?
そんな疑問をお持ちの方は、こちらの記事も合わせて参照してください。
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