経営塾などに通っている間は売上が伸びるけれど、そこを卒業してしまった瞬間に売上がまた落ちる…。
そういう経験をしたことはありますか?
実はこれ、多くの人が陥る現象のひとつなんです。
その行動、売上に直結していますか?
ひとつの現実的な理由として、短期的な売上を伸ばすためにリソースを使い果たす、というのがあります。
例えば継続サービスやコースを売りきってしまい、実際問題これ以上に新規のセールスができないということもあります。
ですが深刻なのはもうひとつの方の問題です。
それが、
「売ることに集中していない」
という状態です。
時間管理の質がすべてを左右する
これは細切れ時間をムダなく使えているか?
…ということではまったくありません。
そうではなく、タスクの実行管理の質を意味しています。
たとえば今月の売上に100万円という数字を設定したとしましょう。
そのゴールから逆算したプランというのは、もちろんビジネス規模にもよりますが、決してムダなことをしているヒマはないはずです。
ここでいうムダというのは、
やりたいことをやっている時間。
を言います。
よくあるのが、
ホームページの手直し
ブログを書きためる
交流会などの主催
など、一見して必要そうだけれど、実は売上には直接関係しないことの数々。
緊急ではないけれど重要、と見せかけた、
緊急でもなく重要でもない、やりたいこと。
に手をつけてしまっている状態です。
ちなみにですが、時間もムダにしている時のかんたんなチェック法があります。
悩んでいる時間が多ければ、それはムダな時間。
という定義の仕方があります。
本当にビジネスがうまくいっていて波に乗っている時というのは、かなりの高確率で、行動しながら考えています。
それが、行動を止めて考えることに時間を使ったり、またはモチベーションを上げることに時間を使う。
こういう時に人は、時間をムダにしている、と言います。(あくまでビジネス上の話)
ムダな時間や行動を止めるためには?
私だけの強みって何だろう、ライバルに負けない商品の強みって何だろう。
それを考えることはもちろん大切ですが、基本的には3ヶ月や半年に1回ぐらいのペースで検討すれば十分。あとは「売ること」を中心に考えるのが基本です。
特に集客がうまくいかない時や、売上の見通しが立たない時によく「よく考えたら成果に直結しないこと」に時間を割きがちです。
「うまくいっていない」と自分が感じている時は、エネルギーが自分の内部で循環してぐるぐるしやすい。お金を循環させるなら、エネルギーは外で回す必要があります。
この悪循環の解決には、逆説的に聞こえるかもしれませんが、まず「行動」することが大切になります。
特に効くのが、人に会うこと。勇気を持って新しい場所に飛び込むこと。
よくあるのが、経営塾に飛び込んで新しい環境で新しい人たちに会っていると、いつの間にか売上が伸びている。そんな現象です。
つまり反対に考えると、経営塾に通わなくても自分のエネルギーを循環させることさえできればOKということ!
まとめ
売れている時は「売れる行動」を取り、売れていない時は、「売れない行動」を取っている。
というシンプルな現実は、エネルギーの循環が答えでした。
もちろんビジネスを続ける中では、ず~~っと売上のことを考え続けるのも実際問題はちょっと非現実的な話になります。
季節に春夏秋冬の四季があるように、ビジネスにも春夏秋冬の四季が存在します。
集客につながる種まきを春に行い、その多くは交流会への参加だったり、時にはブログを書きためる時間、またはフェイスブックでコメントのやりとりで関係構築をしている時間です。
関係性をより発展させたり、メルマガ等で商品の素晴らしさを伝え、価値教育をするビジネス上の、夏の時期があります。
そして秋の収穫の時期に売上を回収し、冬の時期にビジネスの見直しや手放しなどを行います。
売れている時期の売れている行動というのは大概はこの、夏~秋にかけての時期です。
そして行動が止まり、一見して時間や思考のムダを作っている時期というのは季節でいうところの冬だったりします。
だからこそ、こういう冬の時期でさえもビジネスを回していく「成功習慣」、つまり、めんどくさくてもモチベーションが低くてもとりあえず「行動」する習慣は欲しいところ。
ここで思考を止めたり行動を止めてしまうということは、まだまだ未熟ということです。
もう一度、まずは「行動」によってエネルギーを外で循環させ、正しい「成功習慣」を身につけることにチャレンジしてみてください^^
売れていようと、売れてなかろうと、あなたはあなたです。
単純に、エネルギーが内側で循環してしまっているか、それともちゃんと外側でエネルギーを循環させているか?それだけですよ、というお話でした。
参考になれば幸いです。