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価値観・考え方

セミナー参加後に、短期で成果を出す絶対条件とは?

Macで仕事をする女性起業家

SNSを集客ツールに活躍する女性起業家は、2015年頃から爆発的に増えたように感じます。

それに合わせて、起業セミナーや起業コンサルを展開する人も増えてきて、さらには価格の面でも、起業系のセミナーやコンサルというのは高額になりがちな分野でした。

5万円前後のものもあれば、70万円近いこともあります。

もちろんサポート期間や内容、実績やブランドなども相まって価格が変動するわけですが、どんなセミナーでもビジネス系であれば受講生側としては『売上』という成果は欲しいところ。

では通常、長期の連続講座や経営塾というのは3ヵ月~6ヶ月スパンで行われる中、そんな短期間の中で売上2倍、5倍、10倍、もしくは「今月は売上が100万超え!」「年商が2000万円到達!」という実績はどのようにして生まれるのでしょうか?

今回は、そのカラクリを話す前に、どうすればそういう実績を短期で出せるのかをお伝えしたいと思います。

短期間で成果が出にくい人の特徴

白い布を被る女性の画像

まず最初にお伝えしなければいけないことがあります。

それは、既存客をまったく持っていない”起業初期” の人は厳しいということです。

どんなにセミナーで学んで、新しいアイデアを手に入れたとしても、それを伝える相手がいないからです。

もしそれが集客系のセミナーだったとしても、最初から大きな売上というのは期待できません。

期間が短いということは、お客様との信頼関係を築く時間も少なくなるからです。

ビジネスというのは信用・信頼が前提にあるから売上になります。それを考えると、起業初期から劇的に売上を伸ばすことは難しいというのがお分かりになるかなと思います。

もう1つだけ、成果を短期間で出しにくい人の特徴のひとつに、扱っている商品単価が安い、というのがあります。

どんなにビジネス構築をしても、1点あたりの単価が安ければ、当然売上を大幅に上げることは厳しくなります。

個人起業家であれば、なおさら難しいのです。

このあたりは、自分の商品の価格を高単価にするのか、相場に合わせるのか悩むところだと思います。

そのあたりも含め、まずは小さなところから始めて成功していった事例を参考にするのも良いかもしれません。

こちらの記事で、5つの成功事例をご紹介しておりますので、必要そうな方は合わせてチェックしてみてください。

好きを仕事にした5人の女性が語るストーリー │ 隠された成功の秘訣を公開します!

短期間で成果を出す人の特徴とは?

スタジオの女性の画像

わずか1ヶ月や2ヶ月で成果を出すということはつまり、チャンスロス(機会損失)の発見が上手だったともいえます。

一番多いケースは、自分が勝手に思い込んでいただけで、お客様の方は何か別の商品を求めていたということがよくあります。

ある方は、ご自身の起業塾を終えたあとに、もう一度その起業塾参加のリピートを促したり、もしくは新たに作った別の起業塾の方へご案内することで売上が伸びた方もいます。

何か1つの目標を達成したら、人は次の目標に向かいたくなるものです。それを自分の思い込みで、「売らない」という行動に出れば、当然売上は伸びません。

まだ満たされていないニーズ、新たに生まれたニーズに目を向けることが大切です。

チャンスロスというのはどこにでも転がっています。

例えば店舗を構えている方であれば、営業時間外の店舗を使っていない時間帯なども該当します。

旅行中の部屋を誰かに貸すことで売上を得るビジネスがありますが、それと同じように例えば、土日に店舗を使っていなければ、レンタルルームのように使ってもらうこともできるかもしれません。

また、既存客のいない起業初期であったとしても、お客様にならないと思っていた友達が、嬉しそうにその商品を買ってくれた、なんていうことも十分に起こります。

例え友達だったとしても、向こうから「買いたい!」と言ってくれれば、それはお客様と見て良いわけです。

(※友達に売り込むという話ではないので要注意)

野外ベッドで横になる女性の画像

このようにチャンスロス(機会損失)というのは、意外にゴロゴロしています。

長く真摯に誠実に経営をして、お客様を大切にしているのに売上が伸びないというのは、多くの場合がこのチャンスロス(機会損失)をしているケースです。

そこを見直してアプローチすれば、商品というのはいきなりたくさん売れたりするわけです。

他にも挙げればたくさんお伝えしたいことがありますが、上記以外で大切なのはマインド面のお話です。

マインドというのは日本語で「心構え」と訳されることもありますが、起業への姿勢ひとつで成果は大きく変わってきます。

その件に関してはこちらの記事に詳しく書きましたので参照していただければと思います。

起業に向いてる人、失敗しない人の特徴 │ 実例付き

まとめ

産業革命以前のストーリー

「たった3ヵ月で」とか「○○するだけで売上アップ」という表現は、セールスレター(商品案内文)を書く際によく使われる表現ですが、その背景には”人はできるだけラクしたい”という心理を突くためです。

でも本当に大切なのは、短期で成果を出すことではありません。

確かに短期で成果を出すことは大事です。私も「1日と1ヶ月で現実は変わる」と謳っています。

事実、それは可能です。

短期で売上アップを実現させる戦略的フォーカスとは何か?

ですがそれは、モチベーションが下がる前に、目に見える成果を出し、それが自信につながり、未来を自分でコントロールする実感を得るためです。

もっとも大事なのは、長期的に、重要な活動をコツコツすることです。

好きなことをしていたら、いつの間にかそれがビジネスになり、いつの間にか拡大し、気がついたら社長になっていたという話を聞いたことがある人もいると思います。実はそれがけっこう理想です。

自分の本当に好きなこと、本当に得意なこと、自分だけの役割だと思えるものごとに打ち込む。

気がついたらそれが周囲に広まっているような、社会貢献性の高い起業家になることこそが、これからの時代はより必要になると私は考えています。

関連記事:社会貢献とビジネスを両立させる起業の仕方 │ 個人でもできることがある!

ABOUT ME
ヒロさん
「美意識のある経営と、文化を生み出す起業術」をテーマに活動中。法人向けnoteオウンドメディア研究家。
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