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価値観・考え方

起業したい、高額商品を作りたいと言うけれど「自信がない」と弱気な人のホントのところ

電車内で本を読む女性の画像

コンサルティングによって女性起業のサポートをしている私ですが、切っても切れないテーマのひとつに【自信】というものがあります。

特に本命商品(多くの場合、高額商品)を作る段階になって「私が本当に10万円以上のお金をもらってもいいのだろうか…」という悩みと不安で立ち止まる人がとても多いのです。

これまで会社員生活が長く、サービスの対価としてお金をもらう習慣がなかったのですから当然といえば当然かもしれませんが、ここで止まるわけにはいきません。

今日は【自信がない】というテーマで立ち止まってしまう女性向けに記事を書きます。

そもそも自信とは何か?

白い部屋と少女

これは本当にいつも聞かれるのですが「自信はどうやって身につければいいですか?」と、本当に毎回のように聞かれます。

この答えはカンタンで「行動し続けて、小さな成功体験を積み上げること」の一言です。

ですが一方で、【自信がない】という自分は存在するのか? という考え方もあると思うのです。

行動するから自信がつく

ヒロさんは最初に高額商品を売った時は自信がありましたか? と聞かれることもありますが、正直自分に対してはあまり自信を持てていなかったように思います。不安だらけ。ただ、商品には自信がありました。

よく言われることのひとつに、

①会社への自信
②職業への自信
③商品への自信
④自分への自信

という4つの自信で分けることができる、という考え方があります。

起業したての頃は、自分に対しては自信が持てなかったものの、商品には自信はありました。

なぜなら、師匠が作り上げた商品を当時は売っていたからです。師匠の開発した商品だったからこそ自信が持てたのです。

その後、自分のオリジナルの高額商品を売るようになりますが、価格を上げる度に【自信】を試される場面に何度も出くわしました。

ですがあくまで行動した後にしか自信はつきません。まず売って、結果を作り、後から自信が付いてくるそんな繰り返しでした。

つまり、自分ができる限界まで考え抜いて、結果は絶対に出る! もう行くしかない! 売るからには絶対に結果を出すと固く誓い前進する! そしてその誓いを「守る」。

そういう感じの始まりだったように思います。もちろん、ちゃんと結果は出しました。

自信がない、はない。

ぜひ覚えておいて欲しい考え方がひとつあるのですが、実は【自信がない】という状態は存在しない、という見方もあります。

多くの場合、

①他人から否定された
②誰かと比べて勝手に落ち込む
③自分のミスを責め続ける

という具合に、【自分】に対して【マイナス】を掛け合わせ続けるからこそ【自信がない】という状態が生まれるのであって、そもそも最初から【自信がない】という状態は存在しないのです。

自信がなくても進める

人間の脳はそもそも、不安や恐怖が少しでもあると前に進めないようにプログラミングされています。

恐怖があるということは身の危険があるということ。脳のプログラムは、あなたを危険から守るためにありますので、動けなくなって実は当然なのです。

だからこそ、人生において最悪の事態は先に想定しておくことは大切です。

最悪の事態でもOKじゃん!って自分に許可が出せれば、あとは明るい未来だけを見続けることで動けるようになります。

よく言われるのは、最悪でもコンビニでバイトすればいいじゃないか、という結論。

ここで大切なのは、いま自分は、勝手に自分自身の評価を自ら下げて、自分の意志でセルフイメージを下げようとしていることに気づくことです。アドラー心理学ではないですけれども、

自ら自己評価を下げようとしている目的は何か?

に注目して、一体自分が何に怯え、何から逃げようとしているのかを見定め、そんな怖がりな自分を一度受け入れてあげると良いでしょう。

そして「怖くてもいいから前に進もう」と、自分の背中を押してあげることが大切なんじゃないかなと思います。

自分を過小評価する自分を遠ざけることに成功すれば、セルフイメージ(自分で自分を肯定する力)は上がっていきます。

…というより、自分が勝手に下げていただけ、なんですけれどね^^;

それでも動けない人のために

スカートと女性の足

「あなたには覚悟が足りない」と一蹴するのは簡単です。

私も2016年頃はそんな感じで厳しめのブログやメルマガを書き続けた経緯があります。そして確かにそういう側面はあります。

参考記事としてはこんなカンジの記事も書きました。

ですがやはり原因を一つひとつ見ていくことで、解決すべき課題が見えてくることもあります。

いくつかの例を紹介しますね。

ドSな記事は読まない

自分がネガティブな時というのは、無意識に自分を責めるようなブログ記事やSNS投稿ばかりに意識が向き「ほら、やっぱり私はダメなんだ」と納得させたい病が発動します。

自分 × 低い自己評価 × ドSな記事 = 自分に絶望する

の公式の出来上がりです!

自分を救い出すためにも、マイナス要素が働くネット関連の記事や投稿から距離を置くことが大事です。ちょっと旅にでも出かけませんか?

ドSな人と会わない

自分 × 低い自己評価 × ドSな人の意見 = 自分にもっと絶望する

の公式の出来上がりです!! 上記の状況と同じで、ネガティブな波動はネガティブを引き寄せ、負のスパイラルを生みがちです。まずは自分から離れることをしてみましょう。

明るい人はトコトン明るいので、明るい人に会ったり、明るい記事を読むといいでしょう。斎藤一人さんとか、めっちゃ明るいので、YouTubeの動画とかご覧になると良いかもしれませんよ^^

本質的な原因は何?

初めての新商品を作る時など、特に目に見えない無形のサービス、例えばコーチやコンサル、講師の方々は高額商品を作る時によくこう言います。

「まだ売ったことがなくて実績もないから自信がなくて売れません」

その本当の原因を探ってみてください。

自分が本当に良い商品だと思えるまで作り込んで肚落ちさせていますか? 自分自身を実験台にして試し、結果検証はしましたか? 友人や知人を相手にしたモニターでも良いので試してみることはしましたか?

もしくは、過去に似たようなプロセスで結果を出したことはありませんか? その時の経緯を思い出して、商品に説得性を出し、自分に自信を持つことはできませんか?

多くの場合、やることを何もやらないで勝手に「自信がない」と言って自滅している人が多いものです。

まず今の自分で「できること」に目を向けて、それらすべてをやってみてからでも遅くないのではないでしょうか?

まとめ

ブラッククロック

自信がない自分というのは、自分の評価を下げようとするモノがない限り、そもそも存在しません。

周りの批判的な声、勝手に比べている自分、自分で自分のミスを責め続ける自分自身。まずはそれらを遠ざけましょう。

「自信」というのは、ビジネスをする上での言い訳にはそもそもならない、という側面も実際はあると思うのです。

目の前のお客さまのためにできることをすべてやる。その姿勢がある限り、そこに【自信】という単語を持ちこむ余裕はそもそもないはずです。

もっともっと目の前のお客さまと向き合ってみましょう。

この人のために頑張りたいという他社貢献の気持ちがある限り、きっとあなたは大丈夫!

なぜ、あなたはそのビジネスをするのか?

もう一度原点に返って思い出すのも、ひとつの解決策かもしれません。

ABOUT ME
ヒロさん
「美意識のある経営と、文化を生み出す起業術」をテーマに活動中。法人向けnoteオウンドメディア研究家。
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