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低リスクで始めるスモールビジネス起業の秘訣 │ 安定して月30万円を達成するために

悩みつつ覚悟を決める女性の画像

独立して、会社員生活を脱出したいと考える女性はまだまだ増え続けると私は考えています。

働く女性が増える一方で、ライフステージに合わせた環境の変化に戸惑う女性がまだまだ多い印象があります。

特に結婚や出産、育児のタイミングと働き盛りの時期が重なるため、悩みを抱えるシーンも増えているように感じます。

特に最近では、昔の日本と異なり、隣近所に誰が住んでいるかも分からないというような時代です。

共働きで子供の面倒をしっかりと見てあげられないことへの葛藤を抱えるなど、悩みは深刻で多様化しています。

その中で、少しでも時間的に、経済的に自由になりたいと考える女性は益々増えています。

今日はそんな背景を踏まえながら、現状を変えたいけれど、会社員を辞めてまで独立して起業するまでの決心に踏み切れない方へぴったりの、低リスクなスモールビジネスの始め方をお届けしたいと思います。

低単価リピートビジネス

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講師・コンサル型のビジネスの基本は「高単価」「少人数集客」が合言葉です。

私のこのブログでもその方針のメリットは何度も伝えてきました。

ですが、これまで会社員の経験しかなく、独自に勉強してきた専門の知識はあるものの、本当に独立して大丈夫なのかという不安がある方にとっては「高単価商品」の開発には最初からは踏み切れないということが現実問題としてあると思います。

そこで今回私がお伝えしたいのは「低単価」「リピート」ビジネスです。

なぜ低単価の商品なのか?

本来であれば商品に付加価値を付けて「高単価」で販売するのが定石です。

ですが、これまで事業運営の経験がない方の場合は、自分の商品を作るということも始めてだし、そこに自分で値付けするのも初めてなはずです。

そんな状態の人がいきなり「10万」「30万」という商品を売ることを考えると、どうしても真っ先に頭の中をいっぱいにさせるのが「自信がない」の一言です。

だからこそ、いずれは高単価へステップアップしていく前提で、自分に自信を付けるための量稽古をするための「低単価」と考えておいてください。

位置づけとしては「モニター」や「テスト」という部分にはなりますが、お客様に対してはもちろん本気で取り組みます。ここでいかに感動させられるかが、次の「リピート」の部分とつながっていきます。

なぜリピートビジネスか?

商品が必ずリピートするものの代表としては、食べ物やトイレットペーパーなどの生活必需品で、シャンプーやせっけんなども含まれてくると思います。

水道料金や電気料金などのインフラなどは、必ず使うものでもあるので、100%のリピート率で運用できるビジネスを【ストック型】と呼びます。

一方で、講師コンサルなどのモデルは基本的に【フロー型】と呼ばれる売り切り型なので、ちょっと工夫をしないといつまでも新規客を追わなくてはいけないビジネスの形になってしまいます。

商品を低単価で売る以上、お客様のリピート率が高くないとビジネスとしては成立しません。新規のお客様を獲得するコストは、非常にお金も労力のかかるところです。

そこで、ビジネスの設計段階で必ずリピートが生まれる仕組みを導入する必要がある、というわけです。

ちなみに、通販ビジネスは比較的低単価でありながらリピート性の高いビジネスモデルなので、真似したり応用したりできる部分が多くありますので覚えておいてください。

低リスクで確実な集客の方法

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独立してビジネスを始めるにあたり、一番確実なのは最初からお客様がいる状態で起業をスタートさせることです。

しかもそれが「リピート」してくれるお客様ばかりであれば、最初から経済的にも安心した状態でいることができます。

そのためには、どのような取り組み方をすると、低リスクで最初からお客様がいる状態を作ることができるのでしょうか。

スモールビジネスの集客はブログを活用する

お客様の顧客台帳(リストと呼ばれるメールアドレスやLINE IDなど)があればビジネスを動かすことができると言われています。

しかし、あなたの商品やサービスに興味のあるファンでなければ、そもそもの商品購入率は落ちてしまいます。

そのため、できればそれらのリストは【検索】で悩みを解決したいと考えている方々によって構成されたリストである必要があります。

そのためには【検索】で見つけてもらえるブログを作り、そこでリストを集められる仕組みを事前に導入しておくことが不可欠です。

そのためには、Googleに喜んでもらえるようなコンテンツとなる記事を書く必要があります。

Google側が喜ぶコンテンツというのは、少しでも多くの人がそのブログ記事を読むことで悩み解決したと言ってもらえるような、真に価値のあるコンテンツを指します。

そのため、必然的に1記事の文字分量は増え、ページ数なども多くたまっているサイトであるのは一つの条件になりそうです。

ただしどうやら、SEOに長けている人であれば、コンテンツ記事が1つか2つでもGoogleさんから大きな評価を得て、検索結果の上位表示されている方もいるようです。

(そういうノウハウを公開しているコンサルタントの方がいました)

同時に、本来の読み手である読者の方が読んで役に立ったと喜んでもらえるコンテンツ記事にする必要があります。

あなたの人柄や人間性も分かる方が、より共感しファン化もしやすくなります。

日給8,000円の肉体労働のアルバイト

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あなたは日給8,000円と聞いてどのように感じますか? 高い? 安い?

私が学生の頃だったら、これは本当に素敵なアルバイト賃金だなって感じていたと思います。

ですが実は「低単価リピートビジネス」でさえ、この日給8,000円を超えることが十分できます。さらにいうと、8時間とか働かずとも、実働1時間もあれば8,000円~10,000円ぐらいは稼げてしまうと思っています。

もしあなたの手元に100件のメールアドレスがあり、その人たちに「何か困っていることはありませんか?」と訊ねてみたとしましょう。

しっかりとメルマガ読者の方々たちとコミュニケーションが取れていれば、そのあたりのヒアリングはできるようになります。

その中で1日に5,000円の商品を2本売れば、それだけで1万円の達成です。これを30日繰り返せば月商30万円。

リピート性が高いビジネスであれば、起業後に永遠とブログを書き続ける必要もなくなります。

低単価リピートビジネスの具体的な手順

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低単価リピートビジネスを作るために必要な材料は「単一リピート商品」「フォローシステム」「自動集客システム」の3つです。

この3つを揃えるだけで、あなたはこの低単価リピートビジネスを運用し、独立起業に向けての準備をすることができます。

具体的には、

①最初からお客様がいる状態

②将来サービスを買ってくれる見込みのお客様がいる状態

この2つを達成することで、独立した時点ですでに収入が安定している状態を作ることが可能になります。

では具体的な手順に入っていきましょう。

単一リピート商品を作る方法

1つ目のポイントは、お客様が消費するスピードの早いものを商品にするということです。

目に見えない商品で考えるのであれば、幼少期の子どもの成長に合わせたアドバイスなどは、非常にサイクルの早い展開で商品提供ができると思います。

0歳、1歳、2歳、と考えてみても、食であれ体のことであれ、まったくアドバイス内容は異なるはずです。

2つ目のポイントは、家庭内使用率の高さです。

母娘で化粧品を使い回せば2倍の速度で消費が早くなると思いますが、そういうような商品を「無形サービス」で作ることを考えてみましょう。

少し難しく感じるかもしれませんが、家族内の誰か一人ではなく、家族全員で共有できるようなアドバイスができるサービスがあれば、この部分は解決できます。

例えば事前にポイントを購入するシステムの英会話講師のような仕事は、兄弟がいる場合には1つの家庭で2人分の料金をいただけます。

3つ目のポイントは、バリエーションを作るということです。

商品の中に複数のメリットを忍ばせることで実現できますが、分かりやすい例でいうと「サプリメント」があります。

例えばカルシウムを摂取したい場合に、成長期の骨の発達をサポートさせるために中学生が飲んだり、受験勉強でイライラしやすい高校3年生が摂取したり、骨粗しょう症予防に50代の両親が飲んだり、が考えられます。

これを「無形サービス」で考える場合には、占星術の鑑定のように、生まれ年によって運気が変わったりする場合は同じ商品でありながら、家族全員でそれぞれ購入が必要になります。

一人ひとりの性格診断などをする場合は、個性によって家族との相性診断も必要になる場合もあるので、1つの過程で何度も商品を売ることができます。

フォローシステムの構築法

お客様があなたのことを知り、実際に商品を購入するまでの道のりをまず把握しましょう。

専門用語で「カスタマージャーニー」と呼んだりします。直訳すると、お客様の旅、になりますね。

お客様に何度もリピートしてもらいたい場合は、できるだけ初回の商品購入前に「ファン」になっていただく必要性があります。

実際に目の前にお客様が現れてからファンになってもらおうと努力するよりも、その前段階でファンになってもらった方がリピート率は格段に上がります。

それと同時に、商品購入後に次はいつ使用期限が切れるかを把握して、商品の再販売を促すメールやお手紙を送るのも効果的です。

マッサージなどが商品のセラピストであれば、次の来店のタイミングになりますし、サプリメントなどの物販があれば、それを飲み終わる頃がタイミングになります。

子育て系であればお子様の成長のタイミングに合わせて行います。特に七五三などの記念日になると一度利用した写真スタジオから連絡があったりすると思います。

ファッション系でも、季節の変わり目や、新商品のリリースのタイミングでDMと呼ばれるハガキが届く経験をしたことがある人は多いと思います。

自動集客システムの構築

一般的には、インターネット検索の対策(SEO)と、ステップメールと呼ばれる自動メール配信サービスの組み合わせが有名です。

あなたの商品に関係するキーワードで、あなたのホームページやブログが上位表示され、そのサイトに辿り着いた人がステップメールに登録することで、あなたは「何もしなくても」集客ができていることになります。

実際にこの仕組み構築を上手に行うと、1日に1~10人の見込み客のメールアドレスやLINE IDを得ることができます。

これを「リスト」と呼びます。昔でいう顧客台帳のようなもので、お客様に連絡を取る手段が生まれることになります。

こうなればあなたはメルマガやLINE@などを使って、週に何回かセールスを行うだけで商品が売れたりするわけです。

すでにあなたは「単一リピート商品」が手元にあり、「フォローシステム」も構築しているため、お客様のファン化が進んでいます。

ということは、一度セールスが成功すれば、お客様は自動的にリピートしていくというシステムが完成するわけです。

安定した30万円を毎月生み出す最後の要素

未来は明るい二人組の女性

ここまでにあなたは3つの「仕組み」を導入することができました。

あと大切なのは価格の設定です。

今回は「低単価リピートビジネス」のご案内ですので、商品単価は5,000円ということにしましょう。

毎日2つの商品が売れ続ければ、無事に1ヶ月で30万円に到達します。

無形サービスの商品例としては、何かの分野に関する指導やアドバイス、コンサルティングやコーチング、セラピーなどが考えられます。

これらを月1回利用してもらえる商品サービスだったとすれば、あなたに必要な顧客数は30人ですし、月2回の利用と定めれば15人のお客様がいれば月商30万円は実現できます。

しかもここで話している商品サービスは「無形」のものですので、仕入値が発生しません。粗利は90%以上です。

あなたが毎月一人のお客様を獲得したとすると、約15ヶ月~30ヶ月で「低単価リピートビジネス」が完成します。

ですが、自動集客システムが適切に動けば月に一人以上のお客様を集めることはできますので、そのあたりは十分にスピードを早めることができます。

まとめ

「単一リピート商品」「フォローシステム」「自動集客システム」の3つ仕組みを導入し、適切な価格設定をすることが「低単価リピートビジネス」を実現させる方法でした。

もしあなたが副業OKの会社に勤めているとしたら、ぜひさっそくこのシステムを作り始めてください。

一度構築してしまえば、あとはほったらかしでも集客でき、全自動でお客様がリピートしていきます。

このコツが分かれば、いざ独立した時には「高単価リピートビジネス」へ持っていくことも可能です。

そうなると、あなたの年商は数千万円規模になってもおかしくありません。

ぜひできるところから仕組みの導入をしてみてください。

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ヒロさん
「美意識のある経営と、文化を生み出す起業術」をテーマに活動中。