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コラム

コロナ渦で溶けていた時間を取り戻す決心について書いた日記

すっかりこちらのブログメディアにはご報告していなかったのですが、2020年3月16日(月)に法人登記し、株式会社ソレナとしてリスタートしました。

詳しくはnote にまとめてあるので、ぜひお時間あるときにでもご覧いただけましたら幸いです。

関連note:法人設立のご挨拶(株式会社ソレナ)

2015年に個人企業として独立して以来、起業コンサルタントとして走ったあと、2018年の後半にフリーランス活動に転身。「ブランドエディター」として活動をしていました。

そして2019年をまるっと広報ライティングの業界に身を置くなかで「そのビジネスもっと大きくできるよ」と声をかけてくれる人がいて、その勢いのままに株式会社として再スタートを決めたわけです。

しかし創業翌月の4月7日、まさかの「緊急事態宣言」の発令。全世界を駆け巡ったコロナウイルスは日本国内に大きな打撃を与え始めました。

これまでWebを使ったオンライン集客を強みにしていた私が、法人設立を目前に「対面営業型」に切り替えた矢先のできごとでした。

「マジで動けない…」

そんな状況が続き、今日この記事を書いている7月8日まですっかりと時間が溶けていってしまいました。この4ヶ月間、ほんとうに何をしていたのか思い出せないぐらいです…。

一応ね、苦手だったPowerPoint を克服して、まったくなれない行政関連の手続きに対応しながら、国家で組まれた補正予算やらなんやらはこういう風に事業者へ回る仕組みなんだな…と学びはありましたが、メインの収益事業は止まったまま。

その一方で、6月に入るとこれまでストップしていた個人で受けていた案件がドドドっと山のようになだれ込み(緊急事態宣言の解除と外出緩和の影響)、でもだからといってお金になるわけでもないようなことにすごくすごく時間を使っていました。

「思考停止してるかも。。。」

うすうす気づいてはいるものの、何が自分の行動を阻んでいるのかが見えず、頭のなかだけで悶え続けていました。

そこで見えてきたいくつかの原因と、今後の突破口について文字にしてまとめたいと思ったので、いまこうしてPC画面と向き合っています。

コロナ渦で動けなかった2つの原因

原因その1

ビジネスとして正しいことをしよう。しっかりと売上が出る仕事に目を向けよう。そう考えていたことがそもそもの、諸悪の根源だったように思います。

個人企業の時からそうでしたが、お金や売上というようなところに焦点を当てると視点が下がり、行動にインパクトが出ないのが私の性格です。

わかっていたつもりが、いざ法人化したという意気込みと、今回は共同経営の形で私以外にも経営にかかわる人がいるため「ちゃんとしなきゃ」という意識が前面に出すぎていた気がします。

結果、発想が陳腐で、全然つまらないものばかり。

ニーズがあることをするのはもちろん大切だけれど、ニーズを追いかけてまで自分が創業する意味があるのかというと、ない。

Twitter でも「ちゃんとした社会人」みたいなのを意識しすぎて、個性が消えた発信ばかりしているような気がして、SNS発信も滞りがちでした。

かといって、以前の起業コンサル時代の発信を続けるのは吐き気がするほどメンタル的なブレーキがかかり書けませんでした。

3つ持っていたアメブロは全部消して、売上の生命線だったメルマガも有料配信スタンドを解約して、ライフスタイル発信マガジンとしてリニューアルさせてしまいました。

LINEの公式アカウントも放置、FacebookもInstagram も、全部放置です。PodCastも止めてしまって、Stand.fmも時折配信でした。

この、メンタルブレーキの2つめの原因が「稼ぐこと」の位置づけでした。

原因その2

利益追求はビジネス活動のミッションであり目的ですが、それを人生や社会全体から見た場合には制約要因でしかありません。

営利法人である株式会社であろうと、その決定要因はもっと別のところに置かなければいけないはずです。そのことを忘れていたみたいです。

個人企業を取り巻くネットビジネスの闇は、「稼げます」という表現を何度も言い換えながらやってきます。

流行りのSNSです、トレンドのプラットフォームです、いま参入すればこれまでの何倍もの売上を見込めます…。

もちろん売上が伸びることは嬉しいし、そこの土台がしっかりしていなければやりたいこともできなくなり本末転倒です。

でも、志やビジョンドリブンに生きている人はそんな言葉に耳を傾けないよな…。なんでだろう?? 考えた結果、行き着いたものがあります。

「ああ、命や時間がムダだからだ。稼ぐことは大切だけど、事業成功に使える時間がもし1年しかないのだったら、稼ぐことに目を向けるのは無価値だ。本当に社会に必要なものであれば、ちゃんとお金は巡る」。

もちろん経営は中長期でおこなわれるものですし、この人生だって100年時代を見込んで健康管理やお金の管理をする必要はあります。

でもだからといって、いま本当に目を向けるべきものを見失っては、人生やお金のムダ使いでしかない。

そんなことを知ってか無自覚かはさておき、稼げますコンテンツを提供する仕事そのものに辟易していて、自分もそこに対してしっかりとした決別ができていなかったのだなと心底反省しました。

だからこそ今、ちゃんと「志」に目を向けないといけません。

2020年の下半期にかける想い

ということで、これからの5ヶ月間でやっていきたいこと、着手したいことにフォーカスを当てる上で3つに絞ってまとめました。

やりたいこと1

ライティングカンパニーなので、本来であれば自社のライター集団を作り、LIGさんのような個性を出していきたいところですが、現状で書けるのはまだ私ひとりです。

そこで、何度かの失敗を経ながら「コミュニティ運営」の難しさを感じてきましたが、再度挑戦して、ライティングプロジェクトのコミュニティをスタートさせたいと考えています。

私の場合、ギルドの拠り所みたいな感じになるかもしれません。

ちゃんとプロジェクトと紐づいていて、お金の巡りを生ませることができる規模でのコミュニティで、それが「やりたいこと2」「やりたいこと3」につながります。

単純に、ライター研修のためのコンテンツは別でやりたいですね。

やりたいこと2

自社メディア事業にやっぱりちゃんと着手したい。この取り組みによってナレッジが生まれることは必至なので、自社コンテンツを強化するためにも最初は赤字でもやる必要があると感じています。

そして、「文化とことば」を起点にした発信で、これからの時代にますます重要になる本質的なブランディング、売るマーケティングではなく、売れるつくるブランドの考え方を広めたいと思っています。

そこにはインハウスエディターやブランドエディター、CSO(Chief Storytelling Officer)の力を証明する必要があります。ミッションはそこです。

やりたいこと3

オリジナルコンテンツの開発。バックエンド商品、コア商品の開発ともいえるかもしれませんが、自社にはこれがいまもっとも欠けていて致命的です。ニーズを追うために時間を使いすぎた末路です…。

ちゃんと意思を強くもって企画と計画をしっかりさせれば、提携できそうなPR会社さんや編集会社さん、そして撮影会社さんなどをいま視野に捉えています。多少なりともの関係性構築もできています。

この記事を書いたあとに提案書にまとめていきたいと思うのですが、このコンテンツの仮タイトルは『ギャラリー』です。

これをまずは自社メディア事業を通してナレッジ開発し、クライアントワークにつなげつつ、最後にまた自社事業に展開できるような循環を考えています。

さいごに

というわけで、やることの概要は決まりました。もう時間もないので、これらを年内にやりきって、2021年をwithコロナで事業成功させるために基礎としていきます。

優先順位がこれまで社内会議をしたときに二転三転しそうだけれど、創業からここまでの4ヶ月の一番の悪は「行動しなかったこと」だと思っています。

ブレーキの原因もわかったので、もう自分らしく自分にリーダーシップを発揮しないと自滅の一途と思ってます。

これから提案資料にまとめて、協力してもらいたい人、フィードバックをもらいたい人、見知らぬyentaでつながった人たちにぶっつけ本番のプレゼンをして率直な意見を聞く…みたいな行動プランにまず落とし込んでいきたいと思います。

では、ここに決心の意を込めて。

2020.07.08 大崎博之

ABOUT ME
大崎 博之
大崎 博之
ライター / ブランドエディター。「美意識のある経営と、文化を生み出す起業術」をテーマにしたコミュニティマガジン『文化経営総研』を運営中。「会社や商品に眠る面白い」を発掘するのが趣味。
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