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アメブロを削除されたくないのですが、メルマガの登録フォームは設置しない方がいいですか?

カフェでブログを見る女性

個人起業家やアーティストの方々が自分のブランディングをするためにブログを始めるケースが多いですが、その中でも2014~2016年に関しては特にアメブロ(正式:アメーバブログ)を利用する方がとても多いです。

その理由としては、他のブログサービスとは一線を画すSNS要素(読者登録やイイね、ぺた)が商用利用でアメブロを使う方が増えた一番の理由です。

アメブロ商用利用禁止についての Q&A

ブログ(アメブロ)

ブログの記事力だけで検索アクセスを集めるのは至難の業ですが、アメブロであれば読者登録機能やコメント機能によって、自ら会いに行ける利点があり、そこからアクセスを集めることができるからです。

ただし、ここで問題になるのが【商用利用禁止】の文字。

そう、アメブロは商用利用禁止なのです。一時期は有名ブロガーさんの記事や、時にはブログそのものが消されるという、アメブロ削除騒動も賑わい、多くの人がWordPressというブログに移行しました。

では、どこまでが商用利用禁止の範囲なのか? そのあたりの質問が後を絶たないため、私なりの見解で回答をさせていただきます。

(※2018年12月25日よりアメブロの商用利用が解禁となりました)

2018年12月25日付けでAmeba利用規約を一部改訂いたします。

■改訂する利用規約
・Ameba利用規約
第13条4の(4)

■改訂内容
(4) の②③を削除いたします。

なお、商用でのご利用に関して、別途「ご利用例」や「禁止している投稿内容・行為の一例」をまとめた【アメーバブログ商用利用ガイドライン】を新設いたします。

Ameba利用規約一部改訂のお知らせ(アメーバスタッフブログより)

ということでアメブロの商用利用が可能となったわけですが、歴史の一部として学べるところもあると思いますので、こちらの記事はこのまま引き続き残しておこうと思います。

(2018/12/23 更新)

メルマガの登録フォームはOKですか?

アメブロを運営するサイバーエージェントさんからの公式発表はないため、全て憶測によって語られている部分ではありますが、その範囲でメルマガの登録フォームを設置することはNGとなります。

その理由は「個人情報の収集」に当てはまるためです。この行為は立派な商用利用の範囲であり、今でもアメブロメッセージの中で電話番号やLINE ID などを交換する行為は禁止されています。

LINE@ならどうでしょうか?

メルマガと同じ理由でNGです。

基本的には「アフィリエイター」がもっとも削除リスクが高く、次に誇大記事(誰でも簡単に年収1000万円)などの表現が目立つことの順でアメブロは消されると言われたりしていますが、個人情報の入手行為もまた同レベルでNGです。

告知記事を書くのはどうなの?

同じくサービスの提供を行っていることが明確であるため「商用利用」に適用されます。

特に「情報商材の販売」や「能力開発系サービス」はNGとされており、アメブロではなくLINE BLOG を私が始めた際には、8記事を書いた時点で削除されました^^;

でもみんなアメブロでメルマガも告知記事も書いてるよ?

クエスチョンマーク

おそらくコレが、多くのアメブロユーザーを困惑させている原因だと思います。

商用利用禁止で、メルマガのご案内やサービスの告知をすると削除リスクがあるにもかかわらず、みんなそれをやっているところに疑問があるのだと思います。

この回答はシンプルで、

削除リスクよりもメリットの方が大きいからそうしている。ある意味で、削除されることは覚悟している。

というのが実際のところなのです。

削除リスク<商用利用するメリット

笑う女性の画像

アメブロは短期間にアクセスを増やすことができる、SNS要素の強いブログサービスです。

つまり、短期間にアメブロのアクセスを集めて、短期間で一気にメルマガに誘導してしまおう、という狙いです。

メルマガに登録してもらえればアメブロの目的は果たしたも同然です。アメブロ経由で1000リスト(1000人分のメールアドレス)を集めてしまえば事業が成り立つため、削除リスクよりもメリットがあるのです。

もし削除されたらどうするつもりなの?

肩だしをするセクシーな女性の画像

基本的には皆さん、記事のバックアップを取っているはずです。

例えば、アメブロを書く度にWindowsであれば「メモ帳」に記事を貼り付けてフォルダで保管しておく。ワードプレスをされているのであれば、同じ内容の記事を「下書き」としてワードプレス内に保管している。

さらに裏ワザ的ではありますが、アメブロツールという “アメブロ側が禁止しているPCツール” があります。(見つかるとブログごと削除される可能性が非常に高い方法です)。

有名なのが「アメーバキング2」というツールですが、そこには「バックアップ機能」が付いていると言われており、万が一ブログが削除されても復旧できるとのこと(ただ、また削除される可能性もありますが…)。

何れにしても、集客リスクの分散をしていれば、実はそれほど怖くないと思っている人も多いのだと思います(リアルでの紹介、メルマガでの集客、フェイスブックからの集客など)。

商用利用してから削除されるまでの期間は?

ベッドの上でパソコンを操作する女性の画像

私は2014年頃からメルマガフォームを設置していますので、そういう意味ではもう2年以上削除はされていませんし、そういう通告もまだありません。

超パワーブロガーという、稼ぎまくっている人たちはあっという間にブログ削除されていきましたが、よほど有名にならない限りは相手にもされないのかもしれません。

ただ最近は、某キュレーションサイトがニセ情報の温床だったということで叩かれていました。

正直、アメブロも負けじ劣らずと記事の質という意味では情報価値が薄いので、そういう意味でサイバーエージェントさんも対策を取ることは考えられます。

要は、価値のない記事があるからGoogle側からペナルティをくらって「アメブロさんの記事はグーグルで検索された時に上位には表示しませんからねー」と言われてしまうわけです。

それを解消するための分かりやすく具体的な方法が「商用利用のブログ削除」という手段です。

そういう意味で、現在のアメブロは削除リスクが高まっている時期、と判断することはできそうです。現に2016年末ぐらいからアメブロのアクセスが激減しているという報告もあります。

まとめ

ストライプの壁の前に立つ女性の画像

結局のところ、削除リスクを自分でどのようにカバーし、削除覚悟で【商用利用】しましょう、の一言です。

結局、私のこの記事にしても憶測でしかありません。アメブロを運営しているサイバーエージェントさんからは、何の公式発表もされていません。

唯一発表されているのは「商売につなげる行為を禁止します」という文言のみです。

さらにいうと、ブログサービスの収益がイマイチになった場合「ブログサービスは来月で終了になります」と発表された瞬間、これまで書き続けたブログ記事はすべて水の泡となります。

私も昔、ドリコムというブログサービスで海外(カナダ)に住んでいた頃に記事を書いていたのですが、突如ブログサービスを終了するという発表がされ、無くなりました。笑

正確には、別のブログサービスに強制移動されたような感じでしたが、仕様が全然変わってしまったのでやる気がなくなり放置となりました。

自己責任。

私が語れることは上記のところまでです。消される時は消されます。商売につなげる行為はアメブロは禁止。それだけです。

ちなみに、フェイスブックにしてもYouTubeにしても、無料サービスの権限はすべて運営会社に委ねられていますし、さらにいうと一般的には無料で利用する代わりにその著作権を運営会社に委ねることが「利用規約」に記されていることが多々あります。

究極、あなたの記事や写真を運営会社に勝手に利用されても文句は言えない立場になります。

ウェブの世界はいつでもメリット・デメリットが混在しています。ぜひ自己判断でも見極めることができる目を養っていきましょう。

自分だけの自社メディア(オウンド・メディア)を持つために、この機会にWordPress を始めても良いかもね?

ABOUT ME
ヒロさん
「美意識のある経営と、文化を生み出す起業術」をテーマに活動中。法人向けnoteオウンドメディア研究家。
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