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職種別

プロブロガーになるには? 収入が見込めるブログを作って起業することは可能?

WEB女子02

あなたはプロブロガーとして稼ぎたい、アフィリエイト収入を得たいと考えますか?

それともブログを使って集客をし、自分の商品を売りたいと思いますか?

今日は似て非なる両者の働き方の違いを見ていきたいと思います。

まず個人起業家の世界とブロガーの世界を比較しよう

ブログ×SNS の掛け合わせによって収益構造を作るという意味では似ているけれど、その中身はまったくの別物です。

「起業したい」と思う場合に、ブロガーという選択肢はどうなのか?という視点から考えていきたいと思います。

それぞれのブログが果たす役割

PCの前で作業をする女性とコーヒー

セミナー集客やメルマガリストの収集、サービスの提供を中心行う個人起業家にとってブログとは【ブランディングツール】であり、集客媒体の1つという位置づけです。

一方、ブロガーにとってのブログとは【収益ツール】そのもの、または含む内容になります。

具体的には、記事内に貼られたWEB広告がクリックされることによる広告、アフィリエイト収入を中心にした売上がメインで、その他、WEBライターとして記事の作成(寄稿)することによって報酬を得るケースもあります。

どちらがより稼げるのか?

特別な存在

この観点から言うと、個人起業家の方が収益性は高いと断言して良いのではと思っています。

そもそもブロガーとして基本収入である、クリック型の広告の単価そのものが低いこともあり、数千円~数万円の売上になることがほとんどなのでは見受けられます。

ブロガーとして有名な、イケダハヤト氏、はあちゅうさんは例外レベルです。

一方で個人起業家は、各自が持つコンテンツの単価に依るが、コーチ・コンサル・セラピストという職種の場合には、10万~100万円の月商を得られる可能性が十分にあります。

そして、そこにかかる労力に、ほとんど違いはないのではと思っています。

ブロガーからスタートすることのメリット

振り向く女性の画像

個人起業家は、コンサルタントとしてのスキル、コーチ、セラピストとしての専門技能が最初から求められます(それが商品なのだから当たり前ですが)。

一方でブロガーは、ある意味で文章をパソコンで書ける人であれば誰でも実践が可能です。

そして、プロブロガーにしても個人起業家にしても、どちらもライティングスキル(文章能力)が高ければ高いほど成功を収めやすい傾向にあります(大崎の経験調べ)。

もし現在のあなたが商品を持っていないのだとしたら、ブロガーとして文章スキルを伸ばすことも視野に入れながら取り組んでみても良いかもしれません。

どのブログを選ぶと成功の近道なの?

Macを操作する女性

ブログで収益を得ていくブロガーにとって、商用利用ができることが最低限の条件になります。そういう意味では、アメブロやラインブログなどは商用利用が禁止されていますので除外します。

その他にも無料ブログがいくつかありますが、初心者の使い勝手や拡散性、信頼性などを考慮すると「はてなブログ」が一番お勧めではという見解に至っています(大崎調べ)。

もう一つ有料で自らドメインとサーバーを用意する必要がありますが、ワードプレス(WordPress)を使うのも手です。

それでは「はてなブログ」と「ワードプレス」にそれぞれどんなメリットとデメリットがあるのかを見ていきましょう。

はてなブログのメリット

  • はてなブックマークからTwitterに流れアクセスの急上昇が稀に起こる(けっこう予測不可能らしい)
  • 読者登録機能があるので読者がつく(やる気でる)
  • はてなブロガー同士での交流が持てる(やる気でる)
  • 無料ブログの中でもSEO(検索対策)に優れている
  • シンプルでおしゃれなデザイン
  • 初心者も執筆に専念しやすい用意された環境がある
  • 有料版にすることでブログ側の広告が外れ独自ドメインも使える
  • WordPressへのエクスポートが比較的しやすい(カスタムパーマリンク設定は必須)

など

はてなブログのデメリット

  • やはり無料ブログなのでサービス自体が終了する怖れはある
  • WordPressに比べるとカスタマイズ性に劣る
  • 良くも悪くも炎上の可能性が高め
  • 商用利用に一部規制がある(ような報告記事を見かける)

など

ワードプレスのメリット

  • サービス終了の怖れがない
  • アフィリエイトなどの商用利用規制がない
  • カスタマイズ性が高い
  • SEOに強く日本語テーマも充実してきた

など

ワードプレスのデメリット

  • ドメインやサーバーの管理を自分で行う
  • バックアップやセキュリティ対策も自分で行う
  • 操作が難しくウェブ初心者に扱いが難しい
  • プラグイン表記が英語なので苦手な人は拒絶反応…
  • ブックマークや読者登録機能が無いので孤独(やる気でない)
  • 独自SSLの導入をするとサーバー費用がかさむ

など

ブロガーとして収益を上げていくということ

ベッドの上でパソコンを操作する女性の画像

ブロガーとしてクリック広告やアフィリエイト等から収益を上げるということは、当然アクセス(PV)を多く集める必要があり、それに合わせて集まるユーザーの属性も重要、ということになります。

そのあたりの基本について簡単に触れておきたいと思います。

大雑把に分けると2種類のブログがある

個人起業家がブランディングするために行う、その名の通りの【ブランディング・ブログ】。こちらは書き手のネームバリューなども大きく影響するので、日記や写真だけでも効力が発揮されます。芸能人ブログが良い例ですね。

もう一つが【コンテンツ・ブログ】になります。

こちらは検索に引っかかるように、タイトルや記事の中でキーワード対策をする必要があります。オリジナリティの高い良質なコンテンツを増やすことが重要です。

ただし、検索の鍵を握るGoogle側がルールを決めているため、時代時代によって「何が正解か?」が分からなくなってきています。少なくとも一つ言えるのは、読み手である読者にとって【有益】なものが高評価を得ている、ということです。

ブロガーとして活躍するためには、単純に【コンテンツ】を書くだけでは差別化要素がないためPVを上げていくことが難しいと言われているため、合わせてブランディング(個性の発揮)も必要になります。

ブロガーとしての第一歩は月間10,000PV

月に数千円の収入を得られるか得られないかのレベルに、月間10,000PVというものがある(らしい)。

「ブロガーになるためには」で検索すると、必ずと言っていいほど出てくるワードが「3ヵ月~半年は、キーワード対策をしながら毎日1記事を黙々と上げること。1記事の目安は1000~3000記事。ただし、不自然なキーワードの盛り込み方や不要な多すぎる文字数はNGとなる」

グーグルプランナーや、使いやすいところだと「good keyword」などで合わせて検索されているキーワードを意識しながら「これを検索した人はこんな悩みを持っていたんだろうな~」と想像しながら書くのがお勧めです。

単純な理論で言えば、検索してもらいたいキーワードでまず自分が検索し、検索結果の一番上に来ているブログよりも良質なブログを書き続ければ、あなたのブログがいずれ選ばれるようになる、という論理もあります。

専門性とターゲティングが重要

個人起業家の書くブランディング・ブログと考え方は一緒で、ペルソナと呼ばれる「たった一人の読者」のために記事を書いていきます。

専門性と強烈なキャラの打ち出し。それも伴えば魅力的なブログになるための基礎が完成したも同然です。

最初はSNSを使った拡散をしながらPVを上げる

自分の個性を打ち出し、専門性の高い記事をたった一人のために3ヵ月~半年、毎日1記事以上書き、100記事~300記事が溜まる頃には検索からのアクセスが増え始める(と言われています)。

その前段階では誰の目にも触れない寂しいブログになってしまいますので、その初期段階はSNSによる拡散が認知を広げる中心になるでしょう。

私もフェイスブックをSNSのメインで活用しているため、本格的に書き始めて1ヶ月も経たずに月間PVが3000を超えました。

比較的拡散性が高いものと言えば、やはりTwitterやFacebookがお勧めです。メルマガやLINE@を持っている人はそちらでもお知らせすると良いと思いますが、シェアの機能を考慮すると、やはりSNSは魅力的です。

RSS対策として「Feedly」を用意する

特にワードプレスでブログを書く場合には、アメブロやはてなブログのような読者登録機能などが無いため、各種ソーシャルボタンを配置するほか、RSS(フィード購読)に便利な「Freedly」も準備すると良いと私は考えています。

RSS自体、ウェブの初心者~中級者にとっては「何のこと??」っていう感じだと思いますが、ブログ閲覧の上級者はけっこう使っている、要は更新を自動で知らせてくれるブックマークのような機能のことです。

まとめ

ラップトップと手帳

ここまで「ブロガーとしての起業」の可能性を見てきましたが、どちらかというと起業というよりも本当に「ブロガー」という印象です。

ただし、ここまで書いてきたことはプロブロガーとしてやっていく上では本当に一部中の一部の情報です。それでも尚、ブロガーとしてやっていくにあたっての労力の凄まじさはある程度伝わったかなと思います。

私も「ブロガー」としてはまだまだ駆け出しで模索中ではありますが、これは本当に心が折れそうになる孤独との戦いです。笑

収益面でいうと、少ないファンが集まればすぐにマネタイズ(現金化)ができる個人起業家としての在り方が私はよりシンプルでスムーズかなとは思います。

ただし冒頭にも書きました通り、商品が無い人にとっては「ブロガー」という選択肢は、商売感覚を掴んだり、ライティング技術を向上させるという意味では有効ですし、何よりブログというWEB資産が手元に残ります。

もし「ブロガー」として実績が少しでも残せれば、その体験談をセミナー等にまとめて、個人起業家としての出発点にすることもできます。

個人起業家にしてもブロガーにしても、これは「ファンビジネス」であり、自分のフォロワーがどれだけいるか、コミュニティがどれだけ作られているかによってマネタイズ(現金化)の可能性は高まります。

ぜひ、ファンの付くブロガーになり、アクセス数、集客力のあるメディアにブログが育ちましたら、ぜひアフィリエイトで他社にユーザーを流すのではなく、自社コンテンツにお客様を集め、より高い収益構造を生み出してみてください。

きっと、ビジネスがもっと面白くなるはずです。

ABOUT ME
ヒロさん
「美意識のある経営と、文化を生み出す起業術」をテーマに活動中。法人向けnoteオウンドメディア研究家。
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