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価値観・考え方

短期で売上アップを実現させる戦略的フォーカスとは何か?

戦略的フォーカス

特にこれは個人起業家にとっては非常に有効な方法です。

もしも目標を立てることなく毎月毎月を行き当たりばったりに仕事し、湧き出るアイデアに身を任せ、自分では来月の売上がいくらになるのかも予想がつかない…。

もしあなたがそんな働き方をしているとしたら。ぜひこの戦略をあなたのビジネスに取り入れてみてください。

“戦略的フォーカス” 3つの前提

パソコンを操作する女性の画像

戦略的フォーカスというのは、月初に定めた売上目標を、月末にはしっかりと達成できるような売上コンロールの方法でもあります。

この技術を実践するためには、前提となる3つの条件が必要になります。

①商品力を磨くこと。

これは別の言い方をすると、コアターゲット(主要なお客様)が明確であるということもできます。

自分は一体どういう特徴のお客様を対象にすると成果を出しやすいのか?

それが分かっていれば、自然と商品のどこを磨けば良いのかも明確になり、結果的に商品力は上がっていきます。

この内容は、マーケティングの専門用語でいう【ペルソナ】の概念にも近い内容ですので、こちらの内容に関してはこちらの記事も合わせて読むことをお勧めします。

ペルソナを作ることで苦しくなる人の間違った共通認識とは?

②セールス力を磨くこと

基本的にセールスというのは人間の「購買心理」に基づいて話す必要があります。

どんなに良いものでも自分に必要がないと思えば人はそれを買おうとはしませんし、高額な商品の価格を先に提示してしまうと値段のことばかりが脳裏をよぎって、まともに話を聞ける状態ではなくなってしまう等の現象が起きます。

双方にとって、適切なセールス力があることはメリットしかありません。

セールスに関する詳しい内容は、こちらの記事を参照していただければと思います。

高額商品でもセールスがかんたんに決まる3つの秘訣

③ライティング力を磨くこと

セールスの成約率を上げるためには、最初から商品に “興味を持っている” 人を集めなくてはなりません。

ではどうやって人を集めるのかというと、集客に使うチラシやブログ、フェイスブック、時には名刺などを使ったりすると思いますが、重要なのは、そこで使われている文章力です。

「素晴らしい成分が入った化粧品です」

よりも

「34種類の天然成分を厳選した化粧品です」

の方が説得力が増すのは、まさにキャッチコピーとしての文章力が優れている証拠といえます。

基本的なライティング(文章術)に関しては、こちらの記事に詳しく書いてありますので参照していただければと思います。

ウェブ集客できる文章術 │ 顧客を魅了するたった1つのシンプルな法則

戦略的フォーカスでどのように売上の目標達成をするか?

地図を眺める女性の画像

『独自の究極商品』
『優れたセールス力』
『秀逸なライティング力』

これらが揃ったのならば、いよいよ戦略的フォーカスに挑戦する権利が得られたと考えて良いと思います。

ここからは、具体的な戦略の立て方をお伝えします。

もっとも重要な1%

基本的にはまず、3ヵ月先ぐらいに達成したい状態をイメージします。

売上金額でもいいし、集客などが安定している状態でもOKです。自分が目指すところがどこなのかをイメージします。

そして、そのために必要なことを逆算していくと、今月やるべきこと、今月達成すべき売上目標が見えてきます。

ここまで来たら、自分が本当にその目標を達成したいのかどうかを考えます。

ほとんどの場合、何かを決断するためには何かを手放す必要が出てきます。多くの人はこの手放す勇気がないために決断ができなくなります。

自分が達成したい目標が決まったら、次に自分の過去の成功パターン、勝ちパターンを分析します。

どういうやり方をすれば目標達成、またはノルマ達成ができるのかを見極めていきましょう。

必要に応じて、顧客分析やライバル分析なども行い、これをやったら絶対に成果が出てもおかしくない!

そういうポイントを見つけます。

ここで大事なのは、グレッグ・マキューン著のベストセラー『エッセンシャル思考』に書かれていた、こちらの一言が役に立ちます。

99%の無駄を捨て、もっとも重要な1%に集中しなさい

それ以外のものは無価値であるし、行動量の分散でしかありません

ここまで来ればあとは行動プラン、つまり時間管理が大きな役割を担うようになります。

成果を左右する時間管理術

まずは週単位で、毎週何を達成すれば今月の目標が達成されるかを見ていきます。

そこから7日間のうち、毎日何に焦点を当て集中して活動していけば良いかを考えます。

できれば1日に実行するものごとは1つか、せいぜい2つが望ましいです。最優先事項がいくつもあるようでは、”何も最優先ではない”と言っているに等しい状態になってしまいます。

こうしてプランを立てたら、もしうまくいかなかった場合に備え、リカバリープランを用意しておくことをお勧めします。

手を尽くした後も、意外にできることは多くあります。すべてを想定内で進めるために、事前に念頭に入れて進めましょう。

まとめ

予約済みレストランのテーブル

ここまでのプランの立て方が”戦略的フォーカス”です。

いかがだったでしょうか? 私はこの方法を使えば、

「1日と1ヶ月があれば
現実を動かすことができる」

とクライアントの方に伝えています。

実際に私も、まったく売上見込みがなかった状態から戦略的フォーカスを使い、100~300万円という売上をこれまでに月単位で達成してきた経験があります。

その根底にあった考え方こそがこの方法なのです。

ノルマや目標達成の力を身につけたい方には、ぜひお勧めしたい方法のひとつです。

ABOUT ME
ヒロさん
「美意識のある経営と、文化を生み出す起業術」をテーマに活動中。法人向けnoteオウンドメディア研究家。
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