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集客

安定した新規集客は、仮予約を集めてから売ることがポイントです

予約済みレストランのテーブル

突然ですが、あなたは「仮予約」というものを意識したことはありますか?

これは新規集客と密接にかかわることですが、実は新規集客を成功させるためには「仮予約」を事前にどれだけ集められるのかが肝になります。

ブログやSNSで華麗に集客をしている人たちの中で、本当に華麗な人たちはごく少数です。いわゆる、パワーブロガーやカリスマと呼ばれる人たちです。

そうではない人がブログやSNSで新規集客を成功させるためにはコツがあります。今日はそちらをお伝えしていこうと思います。

集客前から集客を成功させる

仮予約リストのノート

集客する前から集客を成功させる。この意味があなたは分かりますか?

多くの人が新規集客のために必要なのは、認知だとかブログPVとか、あとはSNSの影響力だ、というようなことを言います。

ですが正直、そんなものがほとんどなくても、集客をうまくいかせる方法はあります。

ポイントは、反応率と仮予約です。

反応率を上げる意味とは?

花束とPCと包装紙

多くの人が、100人や200人の見込み客や潜在見込み客が必要だと考えています。

少しむずかしい用語が出てきたので解説しますと…

■見込み客 →あなたの商品に興味があり、あなたにお金を払う準備ができている人。同時に、あなたから連絡を取ることができる人。

■潜在見込み客 →あなたのブログやSNSをチェックしているサイレントユーザーで、イイね!やコメント、メルマガ登録などはしないけれど、密かにあなたの商品を買いたいと思っている人。

もちろん、この2つの見込み客がたくさんいるに越したことはありませんが、この数が10~20人でも実は十分なケースも意外に多くあります。

それが、反応率が高い提案ができる場合です。

例え見込み客の方が10~20人だとしても、そのうちの半分以上が反応を示すようなご提案ができれば、実はビジネスとして十分に成り立ちます。

反応率を上げるということは、少ない見込み客リストしか持っていなくても、新規集客を可能にする、ということを意味しています。

そして反応率を上げるポイントは、コンセプトを明確にすることです。

見込み客の方が、「それこそ求めていたものだ!」と思わず飛びつくようなご提案ができるのであれば、実は見込み客リストは少なくても構わないわけです。

仮予約を集めて売るとは?

スマートフォンと本と時計の画像

「仮予約」を集めるポイントは、考えないことです。

良いアイデアが浮かんだら、ポンと軽く投げる。それがとても重要です。

考えるという行為と、行動するという行為が、一緒にくっついている感覚です。

例えば東京在住のあなたが福岡でセミナーをしたいと思ったら、あなたの集客媒体であるSNSやブログ、メルマガ、LINE@などで投げかけてみることです。

「福岡でセミナーしようかと思うんですが、興味ある方いますか?」

人が集まるかどうかなんて、いくら頭で考えても分からないわけですから、まずは投げてみることが大切です。

そして反応があればやるし、なければやらない。

そういうシンプルな行動を心掛けることが「仮予約」の肝になります。

これは別に、集客ツールを持っていなくても可能です。

知人や紹介のつてをたどり、面白いと思ったアイデアやコンセプトを伝えるのです。

感触がよく、「ぜひそのセミナーに参加したいです!」という声が多ければ実施すれば良いだけです。

新規集客の意味をふり返る

本を読む女性の画像

あなたは「新規集客」を行う意味をご存じですか?

売上のため、ではありません。

新規集客を行う意味を理解するためには、「フロントエンド」と「データベース」がキーワードです。

フロントエンドの役割とは?

カフェでブログを見る女性

フロントエンドというのは、日本語では「お試し商品」と呼ばれています。

ですが、その目的をより明確に伝えるためには「集客商品」と考える方がより本質的です。

フロントエンドというのは、比較的お求めやすい価格で提供する、お試し価格の「集客商品」です。

そして、なぜ「集客商品」が必要かというと、データベースを作るためです。

かならずフロントエンドは、あなたの本命の収益商品と紐づいている必要があります。

メインの商品を売るために、まずはその商品に興味を持っている方々に体験版を売る、という考えです。

消費者心理としては、いきなり高額のものや長期契約に及ぶものは買い控える傾向にあります。

まだ商品に対して信用や信頼が薄く、価値も十分に理解しきれていないからです。

そのため、まずは「集客商品」を体験価格で提供し、顧客情報のデータを集めることが大切なのです。

フロントエンドと仮予約の関係

イベントに集まる人たちの画像

集客商品としての「フロントエンド」の役割が分かってくると、メインの本命収益商品を売るために、興味のある人たちに集まってもらえれば何でも良い、という考え方が分かると思います。

つまり、本命の商品と集客商品であるフロントエンドにしっかりと関連があるという前提さえ押さえてしまえば、フロントエンドは何を売っても良いということになります。

「集まりさえすれば何でも良い」

極端にそう考えれば、ポンと浮かんだ良いアイデアや企画、コンセプトを軽く投げかけてみて、反応があればやる、なければやらない、ぐらいのスタンスで良いことが分かると思います。

ただし厳密には、本命商品との関連づけはしっかり行いたいところです。

住宅販売をしている会社であれば、モデルルームの住宅展示イベントに足を運んでもらう、というように、最終的に売りたい本命商品と紐づいた活動がフロントエンドには必要です。

そこさえ押さえていれば、あとはもう「集まれば何でも良い」なのです。

まとめ

本命の女性に花束を贈る男性の画像

集客動線を整える、というのが一般的です。

コンサルタント業であれば、セミナーを開催し、無料相談から継続のご契約を結んだり、もしくは体験コンサルを開催し、そこからご契約を結んだり、という流れです。

ただし今日の「仮予約」の理論であれば、必ずしもセミナーや体験コンサルが必要というわけではありません。

継続のコンサルティングにご契約をいただく、ということさえ達成できるのであれば、その前段階の新規集客は、イベントでもいいし交流会でもいいのです。

集まりさえすれば、本命商品に興味がある方のデータベースさえ集められれば何でもいい。

それが「仮予約」を集めて売る、という考え方だからです。

真面目な方ほど最初に決めた入口~ゴールの流れを忠実に守る傾向にありますが、必ずしもそうである必要はありません。

新規集客は、集まりさえすれば何でも良いのです。

しっかりと本命商品と紐づけ、関連づけがされていれば、どんな方法で集めてもまったく問題はないのです。

ABOUT ME
ヒロさん
「美意識のある経営と、文化を生み出す起業術」をテーマに活動中。法人向けnoteオウンドメディア研究家。
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